5.0
ざらりとした不気味さが心地よい
前作に引き続き、また不気味で真相が気になるタイプのミステリーホラー?で、楽しみに読んでいます。
一見なんてことのない仲の良い姉妹の生活の中に、恐ろしくおぞましい過去から来る逃れようのない苦しみが入りまじり、淡々と送る生活のなかにざらりとした違和感を感じる、その不気味さや不自然さの塩梅がとてもちょうど良く、今回も楽しく読んでいます。この不気味さが過剰でないのが作者さんのセンスの良さだったり、魅力なのだと思います。
まだ結末まで読んでいませんが、続きがとても楽しみです。
-
0
祝福されないこどもたち