5.0
これは面白い!
52話まで読みました。思い込んだらまっしぐらの主人公レイチェル視点で話が続くので、姉弟の心情がいまひとつ掴めないところが魅力です。真相を探りたくて何度も読み返してしまいました。
結局、ノアとアリシアもレイチェルに恋慕していたというオチになるんじゃないかと思う、、、。途中からノアがアリシアを愛しているのはバレバレになっていくのだけど、どこから?と気になって読み返してみたら、そもそも最初の、レイチェルの誘いを断っているシーン。「それほど好きじゃない」ってムキになってて、レイチェルはそれのみをソースに片恋をやっていくわけだけど、アリシアのレイチェルへの気持ちを知ってるから言っている感がなくもないし、家族を前にしての思春期男子の照れ混じりにも見える。だから、姉は姉としても最初からレイチェルを好きだったのではと普通に思った。そこらへんをわかって次男は煽ってきてた感じ?結婚して静養地に姉連れてってのくんだりも姉の恋心知ってる雰囲気?
そしてアリシアの心情が実は一番よくわからんので、タイトルの傍観者はアリシアではないかと思う。余命をわかっているっていうようなフレーズが何度かでてきたけど、姉弟にもレイチェルに隠してる思惑がありそうだしら聖女に見えつつレイチェル並の想いを抱えてて、最後にどんでん返しの日記や手紙でもでてきやしないかと期待する。
このように、深読みがつきなくて楽しいです!課金してよかった!
- 2
傍観者の恋