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次第に好きになりました
端正な画風を好むので、とにかく人物の肉体、特に顔の描写が安定していないことや、夢…?など謎の設定がすっと入ってこず、特に楽しんで読む作品ではなかったのですが、ルシアの人となりがだんだん好きになりました。領地でのダミアンとルシアの交流の話が好きで、いつか親子3人で仲良くなったら嬉しいな。
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98214位 ?
端正な画風を好むので、とにかく人物の肉体、特に顔の描写が安定していないことや、夢…?など謎の設定がすっと入ってこず、特に楽しんで読む作品ではなかったのですが、ルシアの人となりがだんだん好きになりました。領地でのダミアンとルシアの交流の話が好きで、いつか親子3人で仲良くなったら嬉しいな。
異世界ものの自由さはいいのですが、この作品は設定が乱暴すぎて、着いていけなくなりました。中途半端に現代の外科手法や公衆衛生と、剣で闘う社会でどう考えても準備できなさそうな器具の組み合わせに無理があり、現代の医療機器なしでも工夫次第で使える症例にとどめる方がいいと思います。
それから、働く人が好きな読者としては、身をていして現場に立ち続けるプロ意識は男女を問わずかっこいいと思うのですが、主人公の近しくあるべき人へのあまりの鈍感さは、焦らし目的ならやり過ぎで、心が痛むレベルです。
映画などで、あり得ない設定は一番初めにドーンと出すのが定石だと言われますが、この話もその類です。導入で情報をチョイ出ししつつ、先にお嬢様だぜ!と言い切ることで、えっさすがにそれは無理が・・・と言いたい細部には有無を言わせず突き進む。能天気でサザエな薬師が勝手にお嬢様担当を自認し、研究もそこそこで薬師だか小間使いだか不明の立場で立ち回り、全て諦めてやさぐれていたお嬢様の待遇を改善し、笑顔を取り戻させる。護衛も付けず無断外泊なんてどんなやねんと呆れつつも、可愛いしまあおもろいからいっかと最後まで読んでしまいました。誓ってなんら学ぶところはありませんが、楽しい話です。
異界ものは設定がかなり自由ですが、あまりないクィアーを取り扱ったのがこの作品です。貴族社会から半人半獣として見た目差別を受けてきた公爵が、自身も劣等感に苛まれつつ傭兵や障がい者雇用などで領民を全身全霊で守っているのがかっこいいです。ここに貴族社会の仕組みやしきたりを知り尽くした、賢くて有能で優しい奥方が加わり、過去の不当な契約条件などを覆し、二つの世界の両立を図っていくのもかっこいいです。ところで、伯爵の真の姿は鏡にだけ映るようですね。
初めは絵柄、特に人物造形が好みに合わず(え、これでイケメン設定?とか)、導入部から延々悲惨な話が続くので、好きになれませんでした。終盤にかかってヌリタスと公爵との関係性が深まるのに従って成長し、可愛く、たくましくなっていくにつれ、好きになりました。2人とも幼少時のトラウマに苦しんできた人で、お互い家族になれて幸せになるのを見るのは嬉しいことです。妻を寵愛することで、失ったものを取り戻している侯爵と、ひっそり容赦なく敵に復讐し、家族と領地を守る公爵は、公私の二面性を保っていくのでしょうが、ヌリタスを得たことで彼の心の未来も変わってくることを期待します。できたらレオニーには長生きしてほしいです。
ベタベタ甘々の主人公のおふたりは可愛くてニヤニヤしてしまうのですが、設定的に大して揺るがないので、「はよ結婚しやー」としか言えません。ずっと細かいエピソードを盛りつづけなくてもいいでしょう。
それより、武市・寺田ペアです。こっちの方がキュン度高いので、微笑ましいエピソードをぜひもっとお願いしますー。
黒木くんと地原さんのコンビが絶妙。とにかく地原さんの生態が斜め向こうでおもしろく、時々クスッと笑わせてくれます。飄々としてると思ったら、手にto-doリスト書いてたり、親友にいろいろ頼ってやってもらってたりして。どこのクラスも雰囲気がこんなふうに平和でありますように。
主人公や周りがみんな愛すべき人たちで、ドキドキしつつ懲悪勧善の話とわかっているから安心して読めます。いつも保護者然として紳士的な振る舞いのロイが最後の方で崩れるのがグッド。しかし、タイトルだけはいただけませんでした。「灰かぶり」とか「行き遅れ」ってワードチョイス・・・誰も反対しなかったの??
日本の妬みの文化をこねこねして固めたような人間関係に、読んでいて胸が悪くなりました。こんな話はどこにでもあったのでしょう。今もあるように。これは苦労を跳ね飛ばす力があり立身出世を果たす「おしん」とは対極の話で、受動的にでも生き延びていく以外考えられないお嬢さん育ちの主人公が、陰湿ないじめに遭ってもそれなりにがんばっているところは好感が持てます。でも魅力のある人が出てこず、しばらく不毛ないじめが続き、強者に救われて消極的に逆転することを待つと思うと、最後まで読む気までは起きませんでした。
小学生の時りぼん派で、ときめきトゥナイトは同時代で読んでました。今見ると絵柄もギャグのオーバーアクションも昭和色どっぷりで笑えるけど、青春ってもんだわーーー。キュンキュンしながら読んでたのを思い出しました。エトウファミリー、特にお父さんとペックがいい味出してます。
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ルシア