5.0
メンタルの崩れてる時は読まないこと
いわゆる悪役令嬢。第二王子に婚約破棄された側の話。
しかし、婚約破棄に至るまでに渦巻く陰謀があり、家が没落してもどうにか兄弟たちを生き延びられるように令嬢長女とその弟が奮闘。
人間らしさといえば聞こえはよいがおどろおどろしい部分やもう頑張れなくなってしまった無気力感が多いので、メンタルが崩れてる時は読まない方がいい。
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2237位 ?
いわゆる悪役令嬢。第二王子に婚約破棄された側の話。
しかし、婚約破棄に至るまでに渦巻く陰謀があり、家が没落してもどうにか兄弟たちを生き延びられるように令嬢長女とその弟が奮闘。
人間らしさといえば聞こえはよいがおどろおどろしい部分やもう頑張れなくなってしまった無気力感が多いので、メンタルが崩れてる時は読まない方がいい。
あくどい領主一家の何も知らない娘だった前世の記憶を持つ主人公が、かつての自分達を滅ぼした新しい領主の下で働く。
しかも新しい領主はかつての恋人…。
主人公が負の感情に飲まれずにきちんと言語化して受け止めているのが印象的。
定番の「自分にはどうにもできなかった」という感じで終えるのではなく、「知ろうとすればよかった」、「なぜ家族は悪事を悪事と教え洗脳はしなかったのだろう」、と考えているのが深みがあっていい。
闊達な主人公が非常にいい。
明るく掃除上手で、割り切りもよく、強いメンタルと周りへの細かい気配りも兼ね備えていて非常に健康。
かなり腕が立つがあまり前面に出ない。
癖の強すぎないところが最近一点特化タイプの主人公ばかり読んでいたのでよかった。
語らない良さがある。
主人公は一日一善をモットーにするお弁当屋さんで、その正体は謹慎中の『神』。
お弁当を売る生活の中で人々に触れていく。
素朴な絵柄だからこそふっとあたたかく感じるものがあってかなりいい。
料理系。
主人公の他にも転生者がいてうどんや醤油味噌など日本の食材が充実している。
幼馴染がざまぁされる系のヒロインで不敬罪とざまぁは避けるように教育して、公爵家にお世話になったあとも料理をどんどん作っている。
あたおかなヒロインが出ないのでストレスがなくていい。
四聖候補の主人公が「四聖になれると思ったのに落ちこぼれのお前じゃ意味がない」と婚約破棄される。
ところが実際は四聖になったら配偶者の仕事が増えて大変なので力を抑制していた。
本領発揮した主人公がとんとん拍子で活躍していくさまが気持ちいい。
ラスト、きれいな終わり方なので読後感もいい。
彼女の目指す悪女は「真ん中に芯の通った強い女性」
非常に理論的。
対照的に脳内お花畑な聖女の監視役として学園に入学する。
当然信奉者からは嫌われるが冷静な王子からは好かれているよう。
論の展開と行動力、悪女らしく振舞おうと善行を積む様子が面白い。
じわじわと独占欲が出てくる第一聖魔法騎士団の団長の様子にむひむひしてしまう。
前世の記憶は使うけれども、メインになったり大袈裟になったりせず、患者に真摯に向き合うことが一本柱としてあるので話が散らからなくていい。
蟲使いであることがわかり家庭内で不遇の身に。
森に捨てられ薬師の師匠に拾われ薬師を目指す。
王族とのやり取りがメイン。
蟲使いであることがあまり活用されずストーリーは展開していく。
広げた風呂敷の回収が間に合ってないと思ってしまう。
絵柄がかわいい。
はじめから全てが語られているわけではないので、どういうことだろう?と思いながら読んだり少し読み返したりした。
考察しながらじっくり読むのが好きな人にはぴったり。
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悪夢令嬢は一家滅亡の夢を見た ~私の目的は生き延びることです~