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これこそ我らが悪女様!
今まで読んだ漫画で一番面白かったものは?と聞かれると真っ先に答えるのがこの漫画です。断罪されるまで、つまり自分の身が滅ぶまで残り24時間というあまりにも短すぎるタイムリミットの中で主人公のアレクサンドラが東奔西走する姿がとてもかっこよく、頼もしくありました。それに何よりも絵が綺麗で作中、アレクサンドラは合計約7回衣装が変わっているのですがそのどれも彼女の性格や強さ、可愛さをこれでもか!というほど表されていて天城先生には感謝してもしきれません。
この漫画は既に連載終了しているため、電子でも紙でも巻数が多くて買うのを断念する、という心配がありません。オススメです。
そしてアレクサンドラとジェラールの恋模様や姉妹・家族愛、そして敵であるルシアのお話もたった3巻の中で先生はよく描き上げたなと思います。終始自信満々で強く、無敵に思えるようなアレクサンドラが大逆転を果たした後、人目も気にせず泣いてしまうシーンで「そうだよな、どれだけ彼女が強くても本当は弱い一面も持っている女の子だもんな。人間だしそりゃそうだよな」と心を掴まれました。
この漫画を読まずに死ぬなんてもったいなさすぎるし、たった1日の出来事ですが彼女の人生を見て変わるものも少なからずあると思います。それもいい方向に。
我らが悪女アレクサンドラは必ずその手で幸せを掴み取り、その感動を必ずあなたの元に届けてくれるはずです。なんてったって彼女はあのアレクサンドラなんですから。
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残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.