4.0
超大作
オリアナとヴィンセントの、想い合いながらもなかなか結ばれないけれども、心臓をぎゅーっと搾られるような直向きな愛に惹きつけられる。
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121720位 ?
オリアナとヴィンセントの、想い合いながらもなかなか結ばれないけれども、心臓をぎゅーっと搾られるような直向きな愛に惹きつけられる。
どうなっちゃうの??と想像してると全く思いもよらない展開に。ヒカルの純粋さ、ヨシキの暗さ際立つキャラが魅力的で、謎が気になり心掴まれている。
どれほど酷いことをしてきたかを、徹底的にケイオスに知らしめてやってほしい。ニコルが今後素敵な人と出会い、逃した魚は大きかったことを、うんと分からせてやりたい!と思いながら読んでいる。
静かな中にずっと消えない火が灯っているようなお話。奇想天外さと現実が違和感なく収まっているさまが印象的。二人の時間の流れの違いが最後に決定的になることがわかっているので、読み進みながら不安と寂しさで胸が詰まって涙が溢れてきて……困る。
きっと誰もがどこかに共感できるようなリアルが詰まっている。今では思い出すこともなくなってしまった、でも確かに子供の時に抱えていたはずの気持ちがぐわっと湧き上がってきて、鼻の奥をつんとさせるシーンの続出。最後は号泣。知り合いには必ずおすすめする作品。
3話目以降、勢いがついたら半ばまで怒涛の面白さ。炸裂する魅力に引き込まれる。後半やや失速感はあるけれど、時代の流れとともに地動説の受け取り方が変化していくことを思えば、それもナチュラル。地、血、知、恥とあらゆる角度の「チ」が詰まっていた。
回が進むまで各話が短く、足踏みしてるような展開だったのが、こうちゃんも覚えているということを遥が知ったあたりから一気に面白くなってきた!猫作のひねくれ具合が超弩級で、笑いを通り越して哀れを誘う。おもしろくて切ない。
それぞれに直向きな思いを抱いているけど、どこまで行ってもハッピーエンドな気がしない。寂しい思いをしなくちゃいけない。ラストに納得できるのだろうか??
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死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ)