4.0
本質はバトル漫画であり絆の物語
純粋に競馬漫画として見るとかなりウソや脚色が多いですが、競走馬と主力騎手の絆はこれでもかというほど熱く描かれていますし、実際当時よくあった現実のスポーツとかけ離れた演出のバトル漫画としては上々です。
-
0
38932位 ?
純粋に競馬漫画として見るとかなりウソや脚色が多いですが、競走馬と主力騎手の絆はこれでもかというほど熱く描かれていますし、実際当時よくあった現実のスポーツとかけ離れた演出のバトル漫画としては上々です。
主人公がチビの3ポイント専という後のNBAの3ポイント全盛時代を予言するような漫画で、今となってはそういう先進的な漫画だと再評価されています。私もそう思いますね。
走れなくても跳べなくても守れなくても、ただ後ろに下がって3ポイントを打ちまくる時代に、現実がなっちゃったんです。
主人公が現実では到底有り得ないぐらいにお手本通り、いやお手本以上の芸術的な一本背負いを決めまくって、読んでいて楽しいことこの上ありません。
福本作品としては森田がちゃんと漢気があって純粋な性格で、それでいて割とイイ感じにカッコ付け男で、最高のキャラでした!
連載当時、東条ですら私は十分巨乳だと思ったのに、北大路に至っては「え…こんなの現実にいなくね…?」と衝撃を受けるバストでした。
ですが令和では「あーこれ全然女子高生の身体だわ」って思えるようになったのが、もう隔世の感です。
とにかくお下劣で荒唐無稽で、ジャンプギャグ漫画はかくあるべきです。
普通高校野球漫画はギャグ路線にすると「高校野球をなめるな!」って読者に反発されがちですが、ここまでぶっ飛んでると逆に許容できちゃいます!
女の子の胸のデッサンがとにかく雑でガッタガタのグッシャグシャです。このせいで全く可愛くなく見えます。
鬼龍が全盛期より実力も人間性も激しく劣化していて終わり散らかしていて、ネタとしては最高です。
けどこれは格闘漫画とはちょっと違うかな…
子供の頃は普通に面白かったんですが、今読むと「これは人として如何なものか?」と思えるイジメ漫画です。
この漫画は便利アイテム系漫画として追随者の登場を決して許さず、そうしたジャンルのあらゆる漫画がこの漫画の劣化になるという、便利アイテム系漫画の金字塔です。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
風のシルフィード