5.0
最初に読み始めた時は鬼を退治していく話かと思っていましたが、鬼の方が物事の本質を理解しており、人間こそが鬼以上に恐ろしい存在だと思わずにいられなくなる展開が多々ありました。鬼に魂を売った者同士だけが鬼達の存在を視認できるなど、あの伝説の漫画「デスノート」を彷彿とさせる設定があり、そういった部分も物語の面白さを際立たせていて、どんどんハマっていく作品です。
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85位 ?
最初に読み始めた時は鬼を退治していく話かと思っていましたが、鬼の方が物事の本質を理解しており、人間こそが鬼以上に恐ろしい存在だと思わずにいられなくなる展開が多々ありました。鬼に魂を売った者同士だけが鬼達の存在を視認できるなど、あの伝説の漫画「デスノート」を彷彿とさせる設定があり、そういった部分も物語の面白さを際立たせていて、どんどんハマっていく作品です。
彼らを法律で裁けなくても、酷い仕打ちを受けた人達はそれで泣き寝入りなんて出来るはずがない。人間の感情は決して理屈や常識で割り切れるほど単純なものではないから。非道な事をした人間にはえげつない報いを受けさせて然るべきですね。やはり復讐代行のような仕事が現実にもあったらいいのにと思わずにはいられない作品です。
コンプレックスを抱えた男性に巧みに近付き、自身の虜にさせるデブスな女。かの有名な木嶋◯苗を彷彿とさせる悪女でした。自分と同じ名前の女性に近付いて嫌がらせをしたいと思う思考回路が理解不能で、そこも物語の不気味さを際立たせています。
表題作の「もう一度ママと呼んで」を読みましたが、あまりに救いのない結末で、何と言葉で表現すればいいのか分からなくなってしまいました。ラストで息子をコロした犯人がシんだ事が救いと言えば救いなのかもしれませんが、こんな凶悪犯は死ぬよりも辛い苦しみを味わうべきだったのではないかと思わずにはいられません。
ここまで恐ろしいストーカーは現実にはいない事を願わずにはいられないストーリーでした。
妄想が激しく自分の都合の良いように解釈し、自分の思い通りにならないとヒステリーを起こし暴れ、挙げ句の果てにはサツ人まで。こんなストーカーはフィクションの中だけで十分です。現実にいたらトラウマレベルです。
一般企業編ではなんて嫌な女なんだと思いましたが、教師編では荒れた学校を変えてくれる救世主のようにも思えてしまう主人公でした。やっぱり教職に就くにはこの主人公くらいの図太さが必要ですね。
メアリーベルの事件はあまりに有名なので知っていたのですが、シェリル・ターナーの事件はこの作品で初めて知りました。しかし、どちらの話も母親が酷い。特にシェリルの母のラナ・ターナー、娘が自分を守るためにサツ人に手を染めた事すら、自分の名を売るために利用しているように思えてなりませんね。
親世代と子世代の二世代によって繰り広げられる、壮大なボーイズラブという設定がとても斬新で、読んでいてどんどん引き込まれていきました。ですが、攻めに当たる男が当初は親子揃って傲慢で身勝手で、気分が悪くなるシーンも多々ある上、受けにもイライラさせられる展開が多く、かなり気分が悪くなる描写も多かったです。
登場人物達は主人公を始め全員が性格の良い人物とは言えず、しかしそれがかえって人間臭さを感じさせますね。しかし夫の不倫相手が一番タチの悪い女でした。妊娠という手段を用いる事ほど卑劣な手段はありませんね。
エセンの父親が敵対していた一族を根絶やしにした挙げ句、その後継ぎであるクリフだけを生かして◯待した事が全ての悲劇に繋がった。いっその事、クリフも◯していればこんな悲劇は起きなかったのに。エセンの言動もかなり身勝手で、好感は持てないのですが。
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鬼門街