めちゃコミック20周年

藤えまりさんの投稿一覧

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評価5 51% 101
評価4 39% 78
評価3 6% 12
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1 - 10件目/全55件
  1. 評価:5.000 5.0

    強い風に吹かれてるかのごとき勢い

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    ページを繰る手が止まりません。
    しかし、ぴたりと止まる見せ場もある。
    のえの、残り少ない余命て精一杯青春を謳歌してやろう、女優として名を轟かせようとする全力感。
    ネジの、干されているにも関わらず仕事か好きで堪らなくて絶対返り咲いてやるという全力感。
    この二人の距離感が少しずつ変わっていくさま、届きそうで届かない切なさ。
    目黒を始めとする明るいクラスメイト達や先生の青春好きなどもすごくいい味になってます。
    これはいいマンガ。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    スリルと安心感を高次元で両立した学園モノ

    悪魔は欲に忠実であるべし。それを指導するのが魔界学園の教師陣である。
    この強固な軸によって、クラスメイトを始めとした悪魔たちの「人間味」を描くことに成功している。
    その人間臭さによって魔界なのにどこか安心感か漂い、素晴らしいバランスとなっている。
    たまに重い回があっても気軽にページをめくり続けることかできるのだ。
    長く愛される作品になっているのも頷ける秀作。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    笑えて平和な海坊主の日常

    『うどんの女』作者、えすとえむがシティーハンター海坊主の日常を描く。
    物騒なことがないでもないが、えすとえむのギャグセンスによって、どの話も笑える平和な結末に収まっていくのがお見事。
    しかも回を重ねるにつれ、喫茶キャッツアイの立ち位置も素敵なものになっていきます。
    ちなみにリョウは出てきそうでギリギリ出ない(チラ出はしてる)のに、あの姉妹はあっさり出てきます。なんでや。

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  4. 評価:5.000 5.0

    青春の凝縮された距離感

    最初のページは、舞台と観客から始まる。
    そんな優助とゆかりの、距離の縮まり方に青春が凝縮されているような、ピカピカしたお話です。
    ただの悪役じゃないハルキの描き方や、保護者が過ぎるダイのキャラクターもとてもいい。
    えりなやみのるくん等、脇を固める登場人物も好きです。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    美しく、でも等身大の、本格ファンタジー

    異世界モノ、転生モノが大流行りしてますが、どれもどこかで見たことのある世界観ばかり。
    そんな風に思っている人は是非この作品を。
    魔王を討伐するような単純なお話でもなく、かわいいモンスターがたくさん出てくるわけでもなく、等身大のファンタジーがここにあります。
    兄弟が多いのにみんなそれぞれに不器用で仲良しなのがとてもいい。
    キャラクターは多いですが、わかりやすい名前が理解を助けてくれます。(その名前がまた世界観を強固にしています)
    丁寧に緻密に描かれるファンタジー世界の情景も見どころです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    可愛げのないのが可愛い

    時は昭和初期、新しい女中さんが年端のいかない少女だったら。
    この女中さん、でもものすごくしっかりしていて真面目なんです。
    家事を完璧に、という以外の欲がない。
    大人としてはもっと楽しいこと嬉しいことを知ってほしい、と思いながら読み進めているといつの間にかこの少女がとても気になる存在になっていました。
    昔の家事のやり方やキッチンの仕組み、町の様子やらも興味深く読めます。

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  7. 評価:5.000 5.0

    ほのぼの男子が読めるグルメ漫画

    グルメ漫画として読み出したのに、あまりに素敵な4人の関係ややり取りにすっかり感情移入してしまいました。
    特に東良はBL好きにもウケるはず。
    毎回作り方をちゃんと紹介していてもちろんグルメ漫画としても読ませます。
    これ作者はかなり料理してる人なはず。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    思春期をまだどこか引きずっている大人へ

    主人公はたぶん悪い奴じゃないなとわかる男子校生。
    実はこの真山だけに、日常的にあの人にもこの人にも糸が見えている。
    生徒はまだいいが、父親や担任の先生などは糸で顔が全くわからないほどだ。

    そこに事件が起こり、ちょっと変わった成り行きでつながった三人が少しずつ絆を深めていく。
    思春期特有の距離感や成長もさることながら、それぞれの視点からの話の進み方が面白く、これが読ませるのだ。
    キャラクター描写が実はしっかりしているせいではないかと思う。
    また安堂の明るさには読んでいて救われるものがある、

    三人は、あるいは真山は、校内の様々な立場の人に巻き込まれながら、あるいは巻き込みながら成長したり自己開示が進んだり。
    最終的に真山に見えていなかったものが徐々に明らかになっていく。
    その時、二人は…!

    思春期って、自分に見えているものが全てになりがち。
    成長するにつれ視野が広がるわけですが、みんなが実はその途中で、思春期の何かを引きずっていることが多いと思う。
    そんな大人たちにお薦めしたい漫画です。

    もうちょっとたくさんの人に読まれていい作品だと思うのだけれど。

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  9. 評価:5.000 5.0

    正解のない女の生き方

    ブランチラインとはつまり枝分かれしたメインではない方のこと。
    ということで、この漫画には所謂幸せな結婚をして子宝に恵まれ…みたいなメインストリートをいく女性は出てきません。
    かといって、大事件がたくさん起こるわけでもなくて。

    緩やかで地味な、でもそれぞれが最大限に頑張っている日常。
    人とのつながり方を通して知っていくこと、はっきりと言葉にされずとも見えてくるもの。
    そこには、メインストリートは歩けないまたは歩きにくい女性たちが、どう生きるかを知る手がかりがいくつも染み出してきているように思います。

    ちなみに絵はあまり上手くはありません。
    でも、雰囲気がとても良い。

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  10. 評価:5.000 5.0

    色褪せぬ名作

    昔の作品と侮ることなかれ。
    伏線だらけで謎と納得が弾丸のように降り注ぐ。
    いや、むしろ今ならこんなに終着地点の見えない、わかりにくい作品は連載できまい。

    どんな話なのか掴もうとする度形を変えて、予想だにしない展開がいくつもいくつも襲いかかる。
    ジャンルとしては現実にSFを混ぜたあたりになるか。
    そして少女漫画であることも確か。
    ただしこんなスリリングな少女漫画は他に類を見ない。

    最後までそのドライヴ感が落ちないことも素晴らしい。
    もっと語り継ぐべき作品だ。

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