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母親との確執
夢中で読みました。絵はそこまで上手いわけではないけれど、物語としての疾走感があります。
母親との確執を抱えている人にお薦めです。
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32534位 ?
夢中で読みました。絵はそこまで上手いわけではないけれど、物語としての疾走感があります。
母親との確執を抱えている人にお薦めです。
同作者の代表作『違国日記』第一巻に於いて、槙生が朝に言う「私は決してあたなを踏みにじらない」の「踏みにじる」というのは正にこういうことか、というような作品である。
苦しくはあったが、途中で読むのをやめることができなかった。一人の大人として。なぜこの世界がこんな醜いままなのだろう。そこにはリアルな痛みがあった。強い力のある作品だ。
しかし読み終えて、唖然としてしまった。そして何度もこのラストの意味やその手掛かりを探した。
私のように唖然とした人はヤマシタトモコのあとがきやインタビューの片鱗を検索してほしい。めちゃコミックではあとがきまでを読むことができないからだ。
さて、本書のタイトルは『ひばりの朝』。『違国日記』の主人公が「朝」であるのは偶然だろうか?作者の秘めた想いを(勝手に)感じる。
ひとことで言ってしまえば、島さんの人柄が、コンビニバイトという無機質な仕事をとても色鮮やかに見せてくれる漫画です。
大きなドラマはそんなにはありません。でも島さんの、人への関わり方が本当に優しい。こんな風に羽のようにさり気なく肩を叩けるキャラクターを、私は他に知りません。
ぜひたくさんの人に読んでほしい作品です。
北条先生がこの作品を描いた意味がわかった気がします。
そのヒントは、シティーハンターと微妙に異なる設定にありました。
美樹の不在、教授はドクと呼ばれ、リョウの自宅もなんだか違う。リョウと香の出会いまでも異なっています。
これはあくまで私が感じた答えですが、
ああ、北条先生はリョウと香を描き直したかったんだ、と思いました。
直すというと言葉は悪いかもしれません。少年誌のシティーハンターでは描くのが難しかった面を、存分に描きたくなったのでは、という感じでしょうか。
きっと連載開始時は、こんなに長い連載に、またこまでの人気作になるとは思っていなかったはずです。
だから描いているうちに、最初の設定に作者自ら手を加えたくなったり違和感を持つといったこともあると想像します。何せ連載開始時とは愛着が全く違うはず。
だからこの作品は、シティーハンターで描けなかった、あるいは描き直せなかった、北条先生の中で熟成したリョウと香なのだと思います。
理想のリョウと香の関係、と言ってもいいかもしれません。
それを正面から描いたらあまり物語にならないので、香がいなくなった世界にしたのではないかな。北条先生照れ屋だし。
それにしても出会いまで変えるなんて、キャッツアイのラストを思い出しますね。
世界観が完成されていて、魅力的で、少しずつ読みたいけれど、続きが気になって時にはずんずん読んでしまう素敵な作品です。
シーヴァとせんせの生活に流れる、穏やかなものが特に素敵。
読み始めは、差別というものの本質を描いているのかなと思いました。読み進めるうちに、守るとは、幸せとは、生きるとは、愛するとは、…とどんどん考えさせられる(というより感じさせられる、に近い)テーマが増えました。
そして最後は、一人ということと、ふたりでいることの決定的な違いを思い知らされました。
すぐには役立たないけれど、この作品からもらったものは私の人生を少し良きものに軌道修正してくれるという予感がします。
ラストが読み取れない、という方がいるようです。
わかりやすさを重視する作品がここ数十年で増えているので無理もないかもしれません。
でも、ちゃんと読めば、十分伝わります。わからなければ何度も読んでみてください。わかりやすくはないからこその、余韻や深みや広がりが存在します。
大事なのは、時間の長さではなく、二人いるということ。私はこれは、最大限のハッピーエンドだと思っています。
もうお約束ばかりの恋愛漫画に飽きました。
ヒロインがいて、歳近い男子と変わった出会いを果たしたら、紆余曲折あっても結局のところ恋に発展して、右往左往。
この漫画はそういうんじゃないです。少女漫画的都合の良さはあるものの直接的ではなく、受け入れてみればひとときの休息時間。
何かが癒される力を感じる不思議な漫画、不思議なひと夏のお話です。
少女漫画って若い方が描きやすいのかなってイメージがありました。
でもこの漫画は、少女漫画でありながら作者の人生経験が大きく生かされており、またどの年代の人が読んでも心に届くものだと思います。(死期が近ければまた別かもですが)
とっくに結婚をしているアラフォーの私も例外ではなく、後半はどんどん涙が溢れてしまい…。
大切なメッセージをたくさんの少女(と少女の心を持った大人)に送り届ける傑作です。
絵柄こそ少女漫画の王道ですが、中身はどう見ても名作です。
それも万人が名作として読める豊かな世界観、深さそれも抉るような深度、登場人物があれだけ多いのに見事なキャラクター造形、そしてページをめくるのを止められなくなるドライブ感と見事なストーリー展開が備わっています。
『ミステリと云う勿れ』が面白かった人なら病みつきになるドライブ感です。
少し長いのでちょっと覚悟は要りますが、なんだか空しく感じられる休日などに是非ぜひ!
先生と生徒の恋愛漫画は悲恋、すなわちこの作品は暗い物語…と思うなかれ。
この漫画のジャンルは一応恋愛なんでしょうか?ギャグ漫画でもおかしくないくらいの頻度で笑わされる作品です!
先生もヒロインみこともすごくいいキャラで、ダメなところも多いけれど読んでいて不快になるようなことはありません。
先生とみこととの距離感も(先生のキャラ的に)現実的な範囲にどうにか収まっていて、決して現実度外視のお花畑作品でもありません。
一話完結型に近い描き方なのでぜひ最初だけでも♪
一話完結型に近い感じで描かれてます。
主人公の佐々木さんは、とあるスーパーの山田さんスマイルのファン。そのスーパーの裏で偶然にも一人の従業員と出会い、佐々木さんはスーパーの従業員向け喫煙所で吸うように。この二人のやり取りと関係が面白いのなんの。
わざとらしさがなくて、それぞれキャラが立っていて。パワハラ気味の上司に年中怒られている独身サラリーマンとかスーパーの従業員とか、日々地道に働いて生きている人たちばかり登場するのがとても良いです。
だからこそ、山田さんスマイルやその一服の時間が貴重で癒しになるのですよね。
ほとんど喫煙所でタバコ吸ってるだけなのにこの面白さ。
少しずつ読んで味わいたい漫画です。
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