4.0
34話まで我慢
ヒーローである公爵デミアンは、類稀みる性悪です。
横暴だし嫌味ある言い方しかしません。
大抵だんだん嫉妬したりデレたりするものですが、溺愛が始まるのは34話あたりです。
それまで何度読むのをやめようと思ったことか…
しまいにはクロエの気を引くためにクロエを殺じん事件の犯人に仕立て上げ、裁判の場でクロエを救う…というシナリオを作ります。
そこまでやるか!?とさすがに引きました。
まんまとクロエは騙され、デミアンに愛の告白をします。
そこから溺愛が始まり、いきなり裸のシーンが増えます。
そういうジャンルだったっけ?と思うぐらい…
デミアンのキャラも180° 変わります。
だんだん…でもなくいきなりです!
1話でこんなに変わるのも珍しい…作者が変わったのかな?と思うぐらい。
読み続けられたのはクロエがかっこよかったから。
まだデミアンが性悪だった頃、クロエにすがりついて欲しくて嫌味を言っても、斜め上を行くセリフで言い負かすクロエ。
ヒロインがヒーローにザマァ!
その度にすっきりしてました笑
なかなかこんな作品も珍しいです。
私が読んだのは無料の40話まで。
まだクロエは犯人に仕立て上げられた真相を知りません。
クロエを慕う使用人グレイが何か仕掛けてくる気配。
このグレイがかわいそうで…デミアンは嫉妬するあまり、クロエの前でボコボコに殴ったあげく追い出したのです。
グレイの心を利用し、「クロエを救うため」と裁判で嘘の証言をさせ…その証言が「公爵夫妻はずっと一緒にいた、営みをしているところを覗いてた」と…
実際は事件があった時、クロエとグレイは一緒にいたんだけど…
結局覗きをしていた使用人はクビ…ということで…
デミアンはクロエの心を得、邪魔者グレイも追い出した。
一石二鳥の悪知恵です。もはや詐欺師。
デミアンのいとこである王太子ともこの先何かありそうです。
絵はとても綺麗で上手です。
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その品格に反抗を