5.0
読んでみて良かった
他の方の口コミでも、子どもの頃の気持ちを思い出すという感想があり、自分の子どもの為にも読んでみようと思ったのがキッカケ。どの話も簡潔に、でも共感できる懐かしい感情が丁寧に描かれています。さらにこの作品の良いところは、どの話も必ず本人が決意して動いたり、ほんのちょっとの勇気を出したり、少しだけ変化を見せたりと、必ず主人公がストーリーに小さな決着を着けたり、結末は必ず自分自身(各主人公)が終らせるところが更に良かった。
ついつい子どもに対して、"大人"の立場の自分として注意したり、いなしたりしてしまうので、子どもの心に寄り添えるようにと思って読んでみたら、結果的に自分の子どもの頃の気持ちを思い出した作品でした。それはそれで良かった。
個人的に75話の男の子の年の離れた兄弟の話しで描かれていたように、下の子が小学生でも、上の子が大きくなって高校生位になってしまうと、どんなに仲が良くても、昔一緒に遊んでいたような子どもらしい遊びは兄弟ではしなくなったり、そもそも時間を共有することそのものが限られていってしまうものなので、あの頃一緒に遊んでいたその瞬間って本当に貴重で戻らない日々なんだなって、読みながら共に思い、今の自分の子ども達にも重ねて感じ、ちょっとセンチメンタルになりました。子ども達が仲良く遊んでくれている、今の時を大事に目一杯遊ばせてあげたいなって思いました。
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ぼくらのじかん。