5.0
最後まで読んでみてください
最初は女の子が家門から捨てられるように入隊し、悔しさと生きる為に剣を取り、必死に努力を重ね、男性に引けを取らない女性の兵士となる。そして徐々に頭角を出し、小隊を率いるようになり、頭脳明晰で戦術にも優れるポリアナ。各国との戦いを先読みしていたポリアナだったが、自国では女の意見は取り合ってもらえず、見誤った自国はルクソスが率いる隣国との戦いに敗れる。そこでルクソスに見出だされたポリアナはルクソスに忠誠を立て隣国の騎士となる。隣国には女性が騎士になることは有り得ず、外国人なのもあり批判的な視線や態度の中でも、徐々に役職を得て、ルクソスの護衛の隊に抜擢。大陸を統治し帝国を建国していくルクソスの傍で、ポリアナのルクソスへの篤い信義も誰もが認められていくものになる。
半分以上は上記の内容がメインで、ポリアナのサクセスストーリーと仲間との話しがメイン。
後半からは、ルクソスがポリアナへの自分の想いに気付き、そこから奮闘するルクソスと忠誠を益々磨いていくポリアナとのすれ違いの焦れったい展開へ。でも結局は皇帝の立場や、ポリアナの爵位のことや、后妃や政治的なことなどあって、ポリアナではなく3人の妃を迎えるルクソス。でもそこも一筋縄ではいかず、妃を利用しての様々思惑や女性としての役目に縛られる妃の苦悩など、一貫として女性としてのしがらみから、様々な方法やキッカケや決意を通して、過去の捕らわれや世の中の考えを変えていく、そんなところが描かれながら、終盤にはついにルクソスとポリアナの話しになり、様々乗り越えついには帝国初、女性騎士であり妃となるポリアナ。
とにかくポリアナがサッパリしていて忠誠心もあり、なんだかんだと周りと良い関係を築く人となりも良く、周りの仲間も最初は女騎士への偏見などあって、正直にぶつかったりしながら、良い仲間関係になっていき、どのキャラもどんな脇役もなんだか微笑ましいのがこの作品の良いところ。
まぁルクソスとの関係のキッカケが酒かい!ってのはあるんですけど(そこらへんもっと格好良く決めてよルクソス!って感じなんですけど、結局のところ精神的に格好良いのはポリアナ、ちょっとヘタレな片思いのルクソスっていう構図を描いてる面でもあるけど)、でも最後のほうは仲間達との絆も良かったり、結局どこ読んでも面白かったです!!もっともっと続編が読みたかったくらい良い作品でした!!
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皇帝と女騎士