4.0
くせになる
この作者の作品は、なんともくせになるところがありますね。
ご自身の経験を基にした、ドタバタの日々を描いたシリーズでは、どの作品でも同じような出来事の繰り返しのようでいて、ページを繰りたくなるのです。
「これ、笑っていいのかな」という遠慮をさせるいとまも与えないスピーディーな展開も好きです。
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この作者の作品は、なんともくせになるところがありますね。
ご自身の経験を基にした、ドタバタの日々を描いたシリーズでは、どの作品でも同じような出来事の繰り返しのようでいて、ページを繰りたくなるのです。
「これ、笑っていいのかな」という遠慮をさせるいとまも与えないスピーディーな展開も好きです。
私はこの作家さんの作品を楽しく読んでます。
なので、レビューを見て、こんなにも賛否両論あるとは思いませんでした。
ご自身の体験を、持ち前のストーリーテリングの能力を活かして作品にしていく、ただそれだけのこと。
その作品に対する考え方は人によって違って当然。私はこの作者さんのご自身の障害への認識を参考になるなぁと思いつつ、作品としてギャハハと笑って楽しませていただいています。
それでいいのでは?
本当に、この作家さんのストーリーテリングの多彩さには驚かされます。
作家さんが若い頃勤務した、産科での経験をもとに書かれていますが、
ドクターでも、正看護師でもなく、ましてや助産師でもない准看護師の見習いさんとしての視点で、つまり、案件にがっぷり四つに取り組んだ、というよりは、やや通り掛りの人的な不思議な立場で書かれているのがこの作品の特徴だと思います。
時にはドクターやナースがやりたがらないような、末端という後始末的な、でもそこにこそ命の尊さがあるような、そんな先輩や上司からの指示やルーティンを淡々とこなしていく中で感じ取ったことが綴られていく。
心を動かす大きな出来事も、誰かの日時の中から突然発するもの。
それが淡々としたこの作風から、強烈に感じられました。
映画化してから本作を知ったので、なんとなく流行りに乗るのは苦手な私は、ただみんなが注目しているというだけで読むのを後回しにしていました…が、アホだった、私!
涙無くして読めなかったり、ドキドキしながらページを進めたり。
ホントに良い作品。
まだまだ、続きがよみたいです!
メディア化してる作品で、先にそちらでチラチラと名前を知っていた作品。
たまたまこの作品を開いてみたら…古屋兎丸先生の作品だったのですね!
フェティティッシュな独特の雰囲気、テンポよくツッコミどころ満載なのに、どこかオシャレ。
続きが読みたいです!
ストーリー的には共感出来る人はいそうですが、私はそうではなく、かつ、絵の雑さが(ワザとなのだとしても)目について、シンクロできませんでした。
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