図書館デートでの帰りのバスで、手ギュっと握って、大学生になって都心へ行っても会いたくなったら会いにくる、って嬉しいね。レイの収入源を知らずに生活費を受けとるスミレ。まあ色々って、書を売る以外の仕事もあるのかな。家事をしながらテレビで見ていた映画がささやかな楽しみで、自分に未来があるなら、テレビの向こう側に行ってみたいと思ったスミレ。レイも止まらないで良いって言ってくれた。大学受験って、こんなに夢のあることだったんだな。
真白は合格した後11月末に倒れちゃった。
そういえば、バイトの車降りて、レイと話した時に、真白に体の調子聞いてたな、せっかく大学、推薦で受かったのに、大丈夫かな。真白が母親に彼女、って、病院にお見舞いに来てくれたスミレを紹介したら、お世話になってます、って会社の同僚みたいな、大人同士の会話みたいだった。
真白の家に忍び込んだ雪白、術の効かない人に見つかった後、どうなったんだろう。
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スミカスミレ
039話
第十七話(1)