ビアンカが嫉妬に狂った正妻が愛人に切りつける不穏な小説読んでる所にやって来たケイトリン。最近出所した人物に機械破壊運動を起こしている人たちも加わりデモを起こしたために、ハディウスはエンリオに向かわねばならず、誕生日パーティーにも卒業式にも出席できない事を伝えた。ハディウスがデモを起こした訳ではないから仕方ない、と言いつつ虚ろで全然残念そうじゃないビアンカ。以前、人身事故を隠蔽したケイトリンの工場を閉鎖に追い込んだ労働者代表アンドレイを呼び出したのは他でもないハディウスだけど。ハディウスが風邪の見舞いにも来ず、二人が疎遠になったのは国王のせいだ、と文句を言いつつ、どうせ破談になるなら、エミリアにこの5年間あそこまで冷遇しなくてもよかったかも、あの娘にも同情する、なんて呑気に笑う。他の女に夢中である事をプライドが許さず恥ずかしく、他の正妻たちと同じように騒いで追い出すのではなく、愛人を隠す選択をしたビアンカ。あの方に会いに行くって誰に会いに行くの?
ケイトリンにどうして夫の愛人に寛大になれたのか聞いてみたビアンカ。その愛人カノア•シューマンが私生児と乗っていた馬車が襲われて、二人とも馬車と一緒に燃やされた、天罰を受けてよかったですね、と続けたビアンカの話に青くなり、ヘイルストーン公爵夫人に会いに行く約束がある、と席を立ったケイトリン。これは、きっとケイトリンが仕組んだんだよね。恐ろしい。ビアンカがエミリアの事ケイトリンに言わなくて良かった。
エミリアは、勤め先のレストランオーナーが営業が順調で父が資本金を回収しない事を喜び、お礼に果樹園つきの屋敷を貸してもらう事になった。広い屋敷でベッピーとも暮らせる、と大喜びの家族。引っ越し祝いにご馳走を作るという母に最近吐き気がして食欲もなく、生理も止まっている、といったエミリアに青ざめる義母。まずい、ケイトリンが知ったら、ものすごくまずい。
ビアンカの父も議員もいざとなったら、消せば良い、って言ってたし、今の家はハディウスが護衛部隊を雇ってマイヤー家から守ってる場所なのに、急に引っ越ししたら護衛が追い付かなくなるよ。
-
0
エミリア~愛なんて関係ない~
066話
エミリア~愛なんて関係ない~(66)