スミカ、寮に入る前に見学したんだ。偉いね。ただの高校生なのに、親の一族や勤め先が交友関係に左右される。寮では、生徒といる時間が長い分、余計に昭明との関係も全くわからない家系図にも守れない、と判断したんだね。一佐は昭明に滅私奉公と言ったけど、スミカだって、昭明に甘えようとしたんじゃなくて、彼を守るために難しい道を選んだんだよ
-
6
364位 ?
スミカ、寮に入る前に見学したんだ。偉いね。ただの高校生なのに、親の一族や勤め先が交友関係に左右される。寮では、生徒といる時間が長い分、余計に昭明との関係も全くわからない家系図にも守れない、と判断したんだね。一佐は昭明に滅私奉公と言ったけど、スミカだって、昭明に甘えようとしたんじゃなくて、彼を守るために難しい道を選んだんだよ
抱きつきたくなったり添い寝するのが父親を求める気持ちだったとしても、女子高生と教師では世間的に許されない。月島と飲みに行って、一佐のうちに泊まった事で、昭明が結婚したら追い出される、と言うスミカ。一佐もきちんとスミカの話を聞いて、だからこそ二人を守るためにスミカの希望通り寮の手配を承諾した。
昭明も怖い映画を見た後、朝起きたらスミカが抱きついて寝ていて、相当、動揺して、理想の自分になれない、と月島と飲みに行った時に言った。月島は恋ばなだと言い、その相手が生徒であれば、昭明への見方が変わる、と言われて泥酔。
スミカと昭明は自分の気持ちが恋なのか保護者なのかわからず怯え、一佐は世間から彼らを守る事にした。みんな真面目だね。ちょっと距離おいて、自分と向き合うと良いと思う。
月島よく見てるな。元々は、昭明とスミカが一緒に旅行に来ているのを月島とその両親に目撃されては困るからドライブに誘ったけれど、両親が消えて二人っきりになった時に、祖母の事を話した事や、うんうんと聞いて受けとめる月島の前では気を許してしまった自分が恥ずかしくなったんだね、一佐。
相手を傷つけつき離したつもりでも、結局は自分が傷つく。一佐はひねくれた良い奴だから、月島を傷つけたら、つらくなるだろうし、こうやって、子供が使う手だ、と笑い飛ばされたら、ビックリしつつ、心が軽くなったはず。苦手な一佐の事もここまでわかるなら、毎日接してる生徒の事は、もっと良く見てるんだろうな。
カシアンよくキスだけで我慢できたね。なんか、余裕だな。アルネは一睡もできず、クレイヴはどんなに近づいてもドキドキしないのわかってるし、指一本どころか甘いキスに酔ってしまった自分に裏切られたみたいな気になってる。
昭明、スミカへの気持ちを非常に良くないと思ってるんだ。父として、スミカのオムツ頑を汗かきながら換えてる姿を思い浮かべ、学芸会では我が子を必死にビデオ撮影、良い子に育った、とおもしろい妄想してる。
一人の時間をもて余して、スミカのお手伝いと言う名のバイト先に見に行ったのに恥ずかしくなって、頑張って、と一言言うのが精一杯。ちゃんと仕事してるスミカを見て涙がでそう、って家族だよね
小学生の時に放課後、合唱のピアノ練習してた女の子に声かけられて、恥ずかしくて、走って逃げる前にかけら言葉も頑張って。
咄嗟に出る言葉ががんばって、って言う発想なんか素敵。
帰りはスミカを一佐に預けて、別々に帰った昭明。バレないためか、スミカと距離をおきたいのか。
電車で一佐の本を覗こうと顔を寄せ、肩に頭をのせたスミカを押し退け、本気かわざとかわからん、と言った一佐。スミカ、自分が年頃でかわいい、って自覚ないから。それが罪で、昭明には残酷なのかな。
棚橋さんから、と言って昭明に渡された封筒。真ん中がスミカの3人の写真。みんな、すごくいい笑顔。
月島親子との鉢合わせを阻止して、昭明が見せたくなかった写真を贈った一佐。
岩場で手を繋いで歩く昭明とスミカ。幸せでこの手を離したくないと願うスミカと残酷だ、今すぐ手を離したいと願う昭明。スミカの顔から闇が消え、ここで終わらせたい昭明。水着のスミカに女性を感じた?
スミカすごい料理ノート作ってる。同じ物をレシピ通りに作った後に味付け変えて昭明好みの味付けにしてる。食べる人に美味しい物を作りたい、と言うスミカに、相手が違う、と言いながら嬉しくて微妙に照れてる昭明。学校転校してから昭明と外出できなくなったのに、一佐も一緒に3人で電車で旅行?良かったね、スミカ。
昭明が車で行った元雑木林。大丈夫か、と昭明に問うた男と薄情者と言ったセーラー服の女学生は誰なんだろ。開発工事中で林でなくなった場所。去年は来てなかった、来年も来るのかな、って、昭明を離さない過去の場所。一体ここで何があったんだろ。
スミカは、3日続けて同じ煮物作って、味や野菜の切り方変えて、電卓使って、昭明の感想をメモってる。すごいな。
昭明が誰とも会わないと思っていた場所で月島が両親と来ているのを発見してしまった。スミカたちと同じ岩場に行こうとするのを、案内すると行ってスマートに方向転換させてる!車、どこで借りたんだろ。一佐良い奴だな。月島の両親が、何で上司がついてくる、とか良い男だから甘えようという会話も聞こえてるのに付き合って、杖を見て、歩きやすい場所を提案したり。
最後に玉の輿にのせたい月島の両親に二人っきりにさせられた一佐と月島。父の再婚相手に似てる事をあっさり一緒に長く住んでるから、と認める月島の前で自分は祖母にそっくりと言って涙がこぼれた一佐。思い出すと悲しくなるが純粋な悲しみは心地よい、と言った一佐の言葉をわかるような気がする、と受けとめる月島。
両親のあからさまな玉の輿計画に焦る姿は天然で両親の愛に育てられているのがわかるけれど、産みの母を亡くし、義母を高校生の時に迎えた環境のせいか、一佐の事を丸ごと受けとめる大きさもある月島。
祖母には母と引き離され、母には返品お断りと拒絶され、ずっと微笑んで欲しかった祖母は暴言だらけ。金と権力にもさらされていただろうけど、それでも祖母を思い純粋に悲しくなる一佐。月島なら、ひねくれた心の糸も受け入れてくれそう。もっと月島と一緒にいたくなったね一佐。
せんせいのお人形
079話
第79話 「色鳥」