大旦那、葵が一緒の部屋で寝るなら花嫁殿、一緒に寝ないなら無職娘。はっきりしてるな。おじいちゃんのいない現世に帰りたいのか、聞かれて、人間だから帰らねば、とは思うけれど、誰も知り合いのいない現世に帰る理由もみつからない。ただ、最期の食事は葵の料理がいい、といったおじいちゃんの最後の食事が病院食だったことを悔いている。離れの料理屋、やってみると繁盛するかもね。
鈴蘭さんと暁さんは、葵ちゃんのおじいちゃんに助けられたんだね。史郎がもう現世にいないと土蜘蛛に言われても今まで稼いだお金を使って、通交付を買って現世に行く覚悟の鈴蘭。現世のあやかしはお腹もすかせてるのにね。なんか、現世に行く前の特別宿泊も利用できそうだし、鈴蘭、せめて旅立つ最後の日まで楽しんでほしいな
-
3
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。
027話
第十二話