ノアが馬車からアリシアを抱き抱えていたのを見て、アリシアを花嫁だと勘違いし、レイチェルに祝福を受けるため二人を先に敷居をまたがせて上げて、と言った使用人のアビー、悪気がないだけにきつい一言だった。それを笑顔で否定したレイチェルも辛かった。
突然ノアがアリシアを寝ていたアリシアをアビーとトマに任せて、レイチェルを抱き抱えて敷居をまたいで、家に入ってくれて、嬉しかったレイチェル。アリシアも手を叩いて、おめでとう、と言ってくれた。最後にギュっと抱き締めてくれて、レイチェルびっくりして嬉しかったのに、ノアは冷や汗かいて目つぶって硬い顔して、敷居をまたいだら、義務は果たしましたよ、と言わんばかりにレイチェルを下ろし、アリシアの元へ戻って行った。このまま3人で暮らすの、どうかな。精神壊れちゃうよ。
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傍観者の恋
020話
傍観者の恋(20)