4.0
思わず応援したくなります
人事職が好きで使命に静かに燃える主人公の社内探偵こと久我さん。あまえて仕事が出来なさそうな社員や、業務に興味なさそうな社員が、ちょちょしたきっかけで意識が変わったり、実は仕事ができる人材だったり。見かけだけで判断はできないし、してはいけないなと教えられました。複雑な人間関係と状況での物語の展開が面白いです。
久我さんが信頼し、尊敬していた部長が不正に関わっているのではという、人間不信になりそうな状況下から、迷いながらも乗り越えていく力強さに勇気をもらえました。それなのに、新部長はまた何かと厄介で、まだまだ久我さんの苦労は続きそうですが、それでも人事部員として社員が仕事をしやすいようにしてあげたいと努める久我さん。そんな人事の方がいてくれたらいいなと切に思いますます。
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社内探偵