johnlisaさんの投稿一覧

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71 - 80件目/全90件
  1. 評価:5.000 5.0

    ひどいけど、笑えます

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    埼玉在住の弟が「ひどいね、あれ」と言っていたので、ますます読みたくなりました。
    そして読んでみたら、予想以上にひどい(笑)

    映画化もされて、埼玉県知事は〝悪名は無名に勝る”と太っ腹な寛容さを見せてくれましたが、あの完成度、ヒットなら納得でしょう。それを実現したのは魔夜峰央先生のこの原作があってこそかと思います。埼玉をディスりながらも、それでも深い埼玉愛に満ちたこの作品。ギャグもあり、お耽美もあり、涙もありますよ。

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  2. 評価:5.000 5.0

    世界に通用する名作です。

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    原作者の池田理代子先生が、20代前半で描かれたとは信じられません。
    この完成度、美しさ、史実とフィクションを巧みに混ぜた構成、どのキャラにも見せ場を与える鋭い心理描写。
    調度品や宮殿、ドレス、軍服etc. インターネットもなかった時代に、どうしてあれほど細やかにゴージャスに描けたのでしょうか? そしてそれに対比するように、平民たちの困窮する姿もしっかりと描いてくれたことで、この漫画は世界に通用する名作となりえたと思います。どの登場人物も魅力的ですが、やはり男装の麗人・オスカル様のキャラが出色。気高く凛々しく美しい。女に生まれながら軍人として生きねばならない運命。それでも愛の狭間で揺れ、苦悩する姿は永遠に少女たちの憧れとなりえます。

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  3. 評価:5.000 5.0

    こんなに笑わせてもらった漫画はありません

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    時代を駆け抜けた、一時代を築いた漫画と言ってもいいでしょう。
    くだらないし、下ネタもあちこち飛び交っていますが、それでもこの漫画の魅力は損なわれません。
    (いや、むしろ汚名こそ、この漫画にとっては誉め言葉かな?)
    死んだ魚のような目をしていてもいざという時は輝く銀さん、万事屋メンバーに真選組、鬼兵隊や快援隊に攘夷志士、かぶき町の方々etc. あまりに魅力的で個性の強いメンツがそろっていて、きっと誰かには感情移入できます。思いっきり笑わせて、泣かせてくれる、キャラが暴走しまくる、ぶっ飛んだ漫画。こんな漫画、読んだことありません。食わず嫌いしないで、騙されたと思って、ぜひ一度読んでみて下さい!!!

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  4. 評価:5.000 5.0

    出てくるキャラが愛おしくて

    90年代、岡崎京子は現代に生きる少女を描かせたら、天下一品でした。
    欲望に忠実で、わがままで、愚かで、純粋で、思いっきり恋をして、友達と笑って
    そんな少女たちのヴィヴィッドな群像が詰め込まれた短編集です。
    読んでいて、笑いつつも、泣けてきて、愛おしくなってきます。

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  5. 評価:5.000 5.0

    池田先生の筆が冴えわたる

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    出てくる登場人物が、どれも美男美女。本編でも美形キャラが多く登場してきましたが、
    この外伝に出てくるキャラはみな息をのむほど美しい。池田先生の絵は紙面からキラキラした輝きが溢れています。
    ただ美しいだけではなく、妖しい色気が漂う。それが今回の危険な香りがするストーリーとマッチしてます。
    本編ではお亡くなりになったオスカルとアンドレではありますが、このエピソードでは生き生きとして健在です。それだけでもうれしい! 加えて、池田先生の絶頂期の筆が冴えわたっています。

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  6. 評価:5.000 5.0

    それぞれのキャラの若き日と後日談

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    『ベルサイユのバラ』本編では描ききれなかった、各キャラのエピソード集です。
    アンドレが、ロザリーが、アランが、ジェロ―デルが、フェルセンが、ル・ルーが、ジャルジェ将軍と奥様が、そしてオスカルさまが。池田先生、よく補完してくださいました。個人的にル・ルーが見事にオスカルの面影を宿す小さな貴婦人になったこと、そしてジェロ―デルが某有名漫画とコラボして永遠の時を生きる存在となったエピが好きです。

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  7. 評価:5.000 5.0

    カバ丸と疾風の出逢い

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    カバ丸と疾風の幼少期の物語、ここから2人の物語が始まりました。
    二人の共通点は、幼い時に両親を失ったこと。まだまだお母さんに甘えたい年なのに、健気な2人の姿にほろりとします。
    そんな中、都会から(命を絶つために)伊賀の山に来た星子。はじめは子どもなんて鬱陶しいと感じていた星子だったけれど、彼らと触れ合ううちに、いつしか生きようと心が変わってくる・・・

    亜月先生のヒューマニズムが存分に発揮された作品、そして幼少期のカバ丸と疾風の可愛らしい姿が描かれてます。
    他、短編2遍も優しさと熱さが相まった素敵な作品です。

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  8. 評価:5.000 5.0

    小学生の時、カバ丸に夢中でした

    伊賀忍者の末裔で、驚異的な運動神経、豊富なサバイバル能力、旺盛な食欲。そんな唯一無二なキャラのカバ丸くんがあまりに魅力的で、小学生の時に夢中になって読みました。思えば、初恋のキャラだったかも。お話も、学園ドラマから駅伝大会、伊賀の里での合宿、高校野球まで、どの場面でもカバ丸の活躍が描かれ、画面を飛び出さんばかりに自由自在に駆け回る。
    〝・・・でいっ”とか〝よぉ”とかのカバ丸語もマネしました。どの登場人物もキャラが立っていて、魅力的。女性キャラは大久保麻衣ちゃんはもちろんかわいいのですが、野々草かおるさんとスーばあさんが最高です。
    笑って、痛快で、心温まる素敵なお話なので、ぜひ、多くの人に読んでいただきたい作品です。

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  9. 評価:5.000 5.0

    カラーで読めて嬉しい

    かわいいかわいいキャラ達。白黒でも十分可愛いのですが、それに色がつけば、かわいさ倍増です。ああ、このキャラはこんな髪の色で、こんな色の服を着ているのね、と思って、ほほえましい読ませてもらいました。ミッフィーの作者のD・ブルーナさんも限られた色しか使いませんでしたが、それゆえ、単純な中にも印象的な世界が広がる絵本となっていました。森下先生のこの『少年アシベ』も綺麗な色遣いで、こどもから大人まで読んでいて気持ちの良い漫画だな、と感じます。

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  10. 評価:5.000 5.0

    曲線で描かれるキャラの可愛らしさよ

    森下裕美先生の描く線は、本当にまろやかで、そしてそこから生み出されるキャラはかわいらしい。見ていて心が癒されます。恐れながら、一度マネしてキャラを描いてみようと試みましたが、本当に難しい。唯一無二の造形です。ちょっとズレれば、かわいさが失われてしまうのです。そして、4コマでちゃんとオチをつけてくれる構成も見事。クスっと笑える、そして人を傷つけないギャグです。見ていて幸せになる漫画。ゴマちゃんやアシベ君が本当にいたら、ナデナデしたい衝動に駆られます。

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