4.0
少女漫画のキャラそのもの
文武両道で、容姿端麗、性格も〇な正宗飛鳥くんの正体は・・・
そこいら辺の女子よりもはるかに高い女子力を持つ乙男(オトメン)だった。
なんて、もうこれは少女漫画でしかありえないキャラ。でも、それでもいい。
せめて漫画の中だけでも、思春期女子の理想の男子キャラを堪能したいと思います。
絵が綺麗です。
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24560位 ?
文武両道で、容姿端麗、性格も〇な正宗飛鳥くんの正体は・・・
そこいら辺の女子よりもはるかに高い女子力を持つ乙男(オトメン)だった。
なんて、もうこれは少女漫画でしかありえないキャラ。でも、それでもいい。
せめて漫画の中だけでも、思春期女子の理想の男子キャラを堪能したいと思います。
絵が綺麗です。
長きにわたるブランクを経て、再びデイモスが、ヴィーナスが、美奈子が・・・と期待していたのですが
そして池田悦子先生原作、あしべゆうほ先生画、ということで否が応でも期待値は高まります。
表紙のデイモスのお顔も、やや若返ったかな?とは感じましたが妖しく麗しい。
なのに、ページをめくれば、白い部分が多く、キャラの線もきちんとデッサンとれてない。
ストーリーも、本当に完結に向かっているのかと思う程・・・
期待しすぎたのが悪かったのか、それとも思い出は美しいままにしておいた方がよかったのか。
さくらももこさんとはほぼ同世代だったので、あ~、わかる! うんうん、そうだよね~、あった、あった、懐かしい
と読みながら、共感しまくりでした。
そしてまるこちゃんの、可愛らしさ、幼さ、したたかさ、たくましさ、などにもわが身を重ねたり、濃ゆいキャラのクラスメートたちに、かつての級友たちの面影を重ねました。読んでいて、童心を思い返せる漫画です。
古今東西、何かの犠牲になるのは弱いものたち。幼いゆえに、弱い存在ゆえに、大人の都合で利用され、搾取される。
でも、それでも子どもは健気に自分の愛するものに喜ばれようと、愛されようと尽くす。
1話目のラナ・ターナーの娘のシェリルもまた、そんな子です。実の母であるラナでさえも、娘の純粋な思いを利用している感があります。読んでいて痛ましくなりました。
本編では国王、西遊記では悟空、源氏物語では陰陽師、と時代もポジションも変幻自在のパタリロ。
今回は10歳という年齢のみ残しつつ、家政夫役です。
いつもなら周囲をかき回すのがパタリロの役目ですが、莫大な借金を背負っているためか割と常識的。むしろ同僚のおクマさんのキャラが立ってます。節約や家事テクなどちょっとした雑学などもためになる漫画です。
「うる星やつら」のタイトル通り、次から次へと騒がしいキャラが登場。
そしてそんなキャラが、それぞれに個性を爆発させて、みんなキャラ立ってます。
作者の描き分けに脱帽です。そして永遠の鬼ごっこのようなあたるとラムの関係。
この2人のつかず離れずの関係が、もどかしくも、愛おしい。
ラブコメの原点のような、楽しく心温まる漫画です。
初代のジョジョは、いかにもイギリス紳士といった誇り高く、気高いキャラでした。
その孫にあたる2代目ジョジョ(ジョセフ)は英国出身ながら、アメリカの水の方が合っていたのか、陽気で軽妙洒脱。
でも、エリナばあちゃんはじめ、スピードワゴン、スモーキー、スージーQなどから可愛がられ、慕われ、どこか憎めない愛すべきキャラの主人公でした。
素朴な線で描かれる動物たちの愛くるしさ。
首をかしげて〝いじめる?”と問いかけ、”いじめないよぉ”と返す会話のあざとかわいさ。
でも、そのキュートさの背景にある、どこかシュールな笑いがこの物語を子供だけでなく大人も魅了するのだろう。
だが、ただ素直にいがらしみきお先生が描く動物たちの絵に癒されていればいいのかもしれない。
10代の頃に読んでいたのを懐かしく思い出しました。確か、作者は新沢基栄さんのアシスタントをされていて、なるほど画風が似てますね。アニメ化もされていて見ていました。とにかく、みんなキャラが立っていて、登場人物が駆けずりまわっていた印象です(ギャグマンガだから当然ですね)
そして、真の悪人がいない、みんなどこかかわいく愛おしいキャラでした。
さすが一条先生、3本の短編がいずれも質が高く、読みごたえがありました。
芸能界を舞台にしたミステリー、それに挟まれた一抹の清涼剤ともいえる仄かなラブストーリー、そして映画「レベッカ」を彷彿とさせる心理サスペンス。
絵も綺麗で、良質な短編映画を観た後のような、満足感があります。本当に、一条先生は何を描いても上手いですね~。
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オトメン(乙男)