5.0
叙事詩あるいは騙し絵的な…恋の行方
兄の死と兄の男の恋人。
事情のありそうな家族、複雑であやふやな環境。
女主人公である兄の妹の兄の恋人への恋。
死んで変わってしまった兄。
兄に「似ている」という妹。
兄の恋人の男の異質な空気感。
全てが、確信に迫っておらず、
境界線上にあるような、不思議を纏っている。
読み始めたばかりだが引き込まれ方が尋常ではない圧倒感があり、嵌まる人には嵌まりすぎる極上ストーリー‼
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兄だったモノ