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胸が苦しいほどに
さそう先生のしなやかな線なのに密度というか圧を感じる画面に圧倒されます。胸が苦しいほどに。何かが始まる、ではなく最初からもういろんなことが始まっている、静かだけれど熱風が吹き荒れているかのような心が焼け付く作品だと思います。
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2235位 ?
さそう先生のしなやかな線なのに密度というか圧を感じる画面に圧倒されます。胸が苦しいほどに。何かが始まる、ではなく最初からもういろんなことが始まっている、静かだけれど熱風が吹き荒れているかのような心が焼け付く作品だと思います。
主人公男性の持っていた古臭い男の仮面や鎧なんかをゆっくり少しずつ脱いで外していく様子が、読んでてとっても微笑ましいし楽しい。元カノさんにバッサリあっさり捨てられてから自分を真摯に省みる姿にはホロリとすらしちゃう。元カノさんに押し付けていた重圧や女性に対しての偏見などを、周囲に温かく諭されながらそれらを受け止め、新しい世界を学び歩もうとしている主人公男性の姿は、じっくり付き合って読んで行ってみたいって思う。ついでに元カノさんの方にも、自分の持っていたがんじがらめの女性像からの解放なんかも同時に見れるのもすごくイイ。個性的な画も魅力。☆5つではちょっと足りない良作品だと思います。
TL漫画によくある<期日限定の契約結婚>設定モノだけど、画がキレイだし筋がしっかりあるからどんどんドキドキハラハラしながら読みました。ハイもう続きが気になって気になってバンバン。気立ての良い内気なお嬢さんのようだったヒロインが少しずつ真実の愛を感じ、クールで感情を内に秘める超イケメン御曹司亭主も愛について真剣に考えて、2人が仮初の夫婦から本物の夫婦へ変化して行く過程に、紆余曲折あったけれど最後は幸福に♡1本のテレビドラマをワンクール観た気持ち。たくさんの無料分もありがとうございました。
前作からの続編。10年後設定らしいけど社会はますます鬼と人との共存でややこしい世界になっている模様。でも現代的にいろんな薬品とかグッズとかも開発されているみたいだし、どんな風にこの先お話しが展開するのかドキドキハラハラのワクワク、でハイも~続編にゾクゾク♡凄い傑作漫画に変わりなし!
登場人物たちが不可思議な能力を手にしてしまい、とんでもない事態を起こしてしまう。そして物語が動き出す。タイトルに<破滅>とすでに表記されているから、最終的には破滅するんだろうなと分かっていても続きが気になる作品です。
テレビドラマ化されて観て可愛いお話しだなあって思ってたら漫画が元ネタだったと知り無料分拝読。経理OL森若さんと営業男性太陽君との恋物語はとっても微笑ましくて読んでてほのぼの♡恋愛に不慣れな彼女を優しく誠実に愛して行く彼の様子も愛らしい。そして肝はタイトルにある通り会社<経理>について。大企業だと経理も諸経費多岐にわたって処理はさぞや大変だろうなあと思うし、同時に私的流用や横領等の犯罪も生まれやすかろうとも思ったり。自身勤め先会社といっても言えば人のお金と財産だから、くすねたってくすねられたって人の金だもんねーって思うヤツもそりゃいるだろうなと。だから真面目な森若さんみたいな人材は会社にとってすごく有能&貴重だろうね。「経費で落としますから~」って昔、取引先企業さんからいろいろご馳走になった時代が自分にもあったけど、率直に苦手だったなそういうの、とかもね思い出したりして。多分今はもう<経費で落とす>行為はハードル高くなったんじゃないかな。経済変わったしね。世間も会社も変わる(はず)森若さんの恋路は変わらずハッピーでいて欲しい♡
いや~こんなにイラッイラしながら「はよ次!はよはよ次!」って思った漫画は久しぶり~もう何から何まで「ないわー!ないないないわー!」でイラッイラ。例えばしょっぱな10年前実は大好きだった女性が入社して来てそれとは気付かず「サルみたい」などと侮蔑発言までしておきながら「あっ!10年前に大好きだった俺の元カノだ!」ってオイオイオイなんだそらなヒーロー。15歳の頃の甘酸っぱい恋をずーっと拗らせて暮らして来ていたヒロイン。言葉足らずのすれ違いが全部の設定の軸だけど、そんな10年も拗らせ倒した割には中身は激簡単内容にズッコケスッテン。あのヒーローの終始無表情や部愛想なヒロインの仕上がり理由がそれかーい⁈ってイヤー本当こんなじれじれした漫画ご無沙汰しておりましたわぁ。イライラ炸裂を十分満喫☆アタシの場合マイナス評価がひっくり返って逆にイエ~イってことで☆5つー(←どんな逆説)あ~全編イライラしたァー
柔和な気配漂う個性的な線としなやかな表現の画がこの物語をより高めていると思います。登場人物たちの暮らしや思う感性などもとても丁寧に描かれていて、こちらもじっくりゆっくり向き合って読みたいと思う、そういう素敵な作品です。
画が素敵。描かれたしなやかな線から画面の中に空気を感じる。そして多くない台詞の行間の向こうに人物たちのそれぞれの物語を想像させられる。自分の心が穏やかに静かに落ち着いてから手にして読みたいなと思う作品です。
人にはそれぞれに人生があってそれぞれに生き方や考え方もある。喜びも悲しみも辛さも憎さも快楽も欲望もいろんなものがいっぱいある。地味な日々も派手な暮らしも種類たくさん。そしてこの漫画を読み終えて「死んだらだめだ」ってことを一番強く思った。死んでしまったらやり直せないし挑戦し直せない。改善出来ないし変化することも出来ない。死んだらだめ。生きろ、とはアタシにはそんなこと誰にも強く言えないけど「死なないで」「死んだらダメだ」ということは言いたいし言える人でありたい、と思った。そんな気持ちを貰えた作品。先生にそっと感謝。
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絵師ムネチカ