5.0
どの話を呼んでも心が洗われる
葬儀屋さんの話や、霊的な物をテーマにした作品が結構ある中で、
この作品は抜きんでて心が癒されるというか、心が穏やかになる作品だと思います。
登場人物の関りが短話形式の各話の間にも挟まれているので、
基本的には順番に読んでゆくのが作品に没入できる読み方かもしれませんが、
各話どれを読んでも優しい気持ちになれます。
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16783位 ?
葬儀屋さんの話や、霊的な物をテーマにした作品が結構ある中で、
この作品は抜きんでて心が癒されるというか、心が穏やかになる作品だと思います。
登場人物の関りが短話形式の各話の間にも挟まれているので、
基本的には順番に読んでゆくのが作品に没入できる読み方かもしれませんが、
各話どれを読んでも優しい気持ちになれます。
数話ずつの短編推理ミステリーが、浅いというか希薄な関係性を持ちながら
オムニバス形式でつながってゆく感じの展開です。
原作小説があるわけでもなく、作画もストーリーも田村先生一人で練って作り上げてる
って考えると、その博識ぶりというかポテンシャルの高さにうならされます。
作画もストーリーも無駄がなく、かといってギチギチに詰まった感じもなく
各所にサラーっと伏線が巡らされていて、後で読みなおすと各話結末付近で
キッチリ回収されていたりして…
まだまだ連載は続きそうですが、おススメです。
「トーマの心臓」の続編というよりはスピンオフドラマみたいな話です。
「トーマの心臓」本編でも存在感の強い脇役だったオスカーの少年期の話です。
萩尾望都先生の作品はどれも哲学的で深い心情描写が特徴ですが、
この作品もオスカーの幼いながらも非常に深い情緒と感情・心情が繊細に描かれていて
読者の心をとらえて締め付けられるような切なさと深い余韻を残します。
非常に重く読んでて苦しくなるテーマの物語ですが、
圧倒的な描画力と、ストーリー展開で次へ次へと読みたくなります。
実を結ばず、咲いて散るだけの徒花、とは良くつけたタイトルだと思います。
少女たちの真っすぐで純潔な精神性が読む側に迫って来てとても苦しくなりますが読み応えのある作品です。
刊行順に読んでゆくと、オムニバス形式のそれぞれ別の王国や部族を舞台背景にした
王家・首長の子である、双子・兄弟の愛憎を抒情的に、叙事的に描いた話の様に見えます。
が、実は一連の関係性を持った一つの物語で、様々な伏線が張られていて、
途中、ハッと気が付いて前に戻って読んでみて、ようやく納得、ということが
随所に出てきます。
とてもよく練られた物語だと思います。
作者の吉野朔美先生の非常に繊細な画風と、ストーリーのセンシティブな題材が非常にマッチした作品です。
何度も何度も読み返したくなる秀作だと思います。
夭折というほど若くして亡くなっているわけではありませんが、
吉野先生は寡作な方だったと思います。
ただし、発表されたどの作品も非常に繊細で洗練されていてクオリティーの高い作品ばかりで、
どれも哲学的な作品でした。
何をやってもパッとしない、いわゆるどちらかというとどんくさい女子高生、唯
ただ足が速いことにかけては右に出るものがいない、そんな唯が天才弟君、尊の作った
タイムマシーンで戦国時代にタイムスリップし、武将の嫡男である若君と出会い、一目ぼれ。
ちょっと割と安直な設定といえば安直な設定であるにも関わらず、本当に面白いです!
主要キャラのみでなく脇役キャラももれなく魅力的で引き込まれます。
若君の思慮深さと見た目だけでない人物的な美しさ、唯の一途で真っすぐに突っ走る様子が本当にかわいいです。
アニメの再放送をテレビで見てた記憶があります。
手塚先生の漫画作品はどれもヒューマニズムに溢れてて、
要所要所でホロっとさせられたり、奥の深さにうならされたり・・・
漫画原作で読んでみると、こんなコマワリだったんだなって、新鮮です。
室町時代の武家、醍醐景光の天下を取りたいという欲望により、
48もの魔物に体のあらゆる部位を生贄としてささげられて、まるで芋虫のような
姿で産み落とされ川に流された百鬼丸の体を取り戻す魔物討伐の旅。
そして、百鬼丸に助けられて百鬼丸の後を付けながら徐々に人として成長してゆく
コソ泥、どろろのロードムービーみたいな長編です。
いつ読み返しても新鮮で、そして奥深い味わいのある、手塚先生の傑作の内の一つです。
以前に他のサイトで無料分を途中まで読んだことがあって、非常に気になっていたのですが、
今回、映画実写化のニュースが出ていたので、思い切って全話購入しました。
画力、絵のタッチ、背景画像、細かい人物描写、そしてなんといってもストーリ・・・
どの評価軸で語っても本当に作者の力量の高さにうならされます。
何度も何度も読み返して、細部までゆっくり味わいなおしたくなる傑作です。
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