5.0
消化不良感はある
14巻ラストまで一気読みしました。なかなかここまで読了後疲れ切ったことないです。笑
読み出しからある程度腹の立つストーリーであるのは想像できたけどまさかここまでとは。いくらなんでも奈津子は新堂さんに執着しすぎだし、やることなすこと恐ろしすぎる。とっくのとうに警察に捕まってておかしくないことばっかりしてるのに周りのみんなが甘すぎる。例えば流産したのが嘘で、そもそも妊娠もしてなかったことが分かった時、ひかるが言えなくても静が新堂さんに言ってあげればよかった話。あの女の嘘にみんなブルンブルン振り回されて、もう途中でお腹いっぱい!とギブアップしたかったほど。
でもとにかく誰よりも誠実でまっすぐで男らしくて強い天野さんがどうにか報われてほしいと思っていたし、わたしだったら迷わず天野さん一択だと思っていたので最後の最後でどんでん返しは嬉しかった!でもせっかくようやく天野さんの想いも通じたのに即離れ離れ、そしてエンディング。番外編がある!と喜んだのも束の間違う人のストーリー。消化不良感がすごいです。付き合ってからのストーリーを読ませて欲しかった。あといくら奈津子がある程度改心したからといって、あそこまでやらかして人々に迷惑をかけたのに謝罪もなく、さらに新堂さんが戻ったのも納得がいかない。ひかるとはよりを戻せなかったけど、奈津子に戻ったんじゃ読者は誰も喜ばない。奈津子もせっかく離婚を受け入れた時はかっこよかったんだから、あのままあの大変な母親と2人苦労しながらも慎ましく生きていく、というラストが最適だったと思う。
それでもとにかく物語に入り込ませてもらって感情もだいぶ揺さぶられて、いい作品だったと思います。
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1/2の林檎