5.0
黒い猫が飼いたくなる
大島弓子さんのエッセイ漫画。
通い猫との日々の移ろいが優しく可愛いらしくしたためてある。
野生猫が初対面で劇なつきするなんて珍しい。
擬人化した猫も鳥たちも素敵。
世知辛い日常を忘れられる癒しの世界があります。
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大島弓子さんのエッセイ漫画。
通い猫との日々の移ろいが優しく可愛いらしくしたためてある。
野生猫が初対面で劇なつきするなんて珍しい。
擬人化した猫も鳥たちも素敵。
世知辛い日常を忘れられる癒しの世界があります。
大島弓子さんのサバ猫との日常。
可愛らしく夢見る少女的で、いつまでも浸っていたい世界です。
この漫画の古い単行本を持っていました。
改めて大人になって読んでこんな深い感動作だったとは。
身を投げてでも生き残る現実主義、大切な他者を思いやる心の強さ、不撓不屈の精神力、地獄の現状から這い上がるたゆまぬ努力。。。
しかもこれが少女マンガカテゴリーなんて信じられない!カッコいい。
是非読んでほしいです。
新米漫画雑誌編集者の心ちゃんは何時でも誰からも「小熊だぁ」と認識される小柄でキュート、元気一杯の社会人一年生。
好奇心も向上心も旺盛でいつでも前向きです。
だるい、めんどくさい、若手で給料も少ないし楽して給料分仕事すればいいやなんて思っている不遜な輩とは対極な人。
漫画雑誌を取り巻くさまざま人間模様。。。編集デスク、売れっ子漫画家さんとのやり取り、新人漫画家の育成、出版社の営業、書店との関わり、校正のお仕事、店仕舞いせず踏ん張っている地方書店…いろんな視点で描かれていてとても興味深いです。
自分も心ちゃん的な仕事ぶりが少しでもできたらと鼓舞してくれる作品です。
お薦めです!
久しぶりに読んだ大島弓子作品。
フワッと優しくセツナイお話です。
心を閉ざして自分の本心を隠して生きることはツラいです。
この作品が描かれた時代は今よりずっと偏向的だったので、なおさらツラさが増すことでしょう。
どう生きるかを問われているようでした。
ドラマを見ていて最終回はケンジロスになるほど嵌まっていました。
原作を何度か読む機会があったのになんとなく絵柄の雰囲気がイメージとあわず読みそびれていましたが、読んでみるとそこには私が愛してやまないしろさんとケンジがいました。改めてドラマが人気マンガの世界観に忠実に作られていることを知り、嬉しく思いました。
やっぱりケンジ可愛い!乙女な可愛さ満載で癒されます。
人物描写も秀逸だし、顆粒だしとめんつゆでほぼほぼ仕上げるお料理もやってみようかなと思える物で魅力的です。
読み始めはやけに描画がラフで軽いタッチだなぁと思った。
ネームの展開も逆説的な作りがしばしば入り少し読みにくい。
しかし、読み進むうちにそんなことは全く気にならなくなる魅力で満たされている。
明らかにリーダーに向かない性格のジルベールが超人的な味覚・嗅覚を生かし、比類なき料理人として成長していくさまは見るものに力と癒しを与える。
アパルトマンの住人もレストランのメンバーも皆癖者だが、それぞれの事情を抱え精一杯生きていて共感を覚える。
これ程人の生きざま・魅力を感じさせ、安らぐ作品は珍しいと思う。
是非、御一読を!
描画もストーリーも時代背景も赴きがあり、素敵な世界に誘ってくれます。
いろいろな猫が登場しますがどの猫も魅力的で味わい深いです。
捨て子で猫に育てられたりしたら、人間社会では適応できないのが普通ですが、十兵衛は理に聡く世の有り様を判っている優れ者。だからこそニタが根子岳を出て共に江戸での暮らしを選んだのでしょう。
猫のさまざま描写も素晴らしく楽しめます。
青森から舞妓さんを志して上京したのに適正がなく挫折。
花街随一の舞妓を目指す同期で同郷のすーちゃんを妬むこともなく、清い心のまま応援しつつ賄いさんとして日々頑張るキヨがいとおしいです。
モクモクと真心込めてお料理を作りバックヤードから皆を支えるキヨ。
真冬で寒い寒いと言いながらもキヨが短パンだったり、舞妓さんの部屋着がタートルネックだったりするのを??と思いつつも、全体では和みと癒しを貰ってます。
全てがほのぼのとして家族の愛情と優しさにあふれていて癒されます。
とある商店街に住む三人家族と猫一匹。
毎日の平凡で平和な暮らしぶりがいろいろな食べ物を織り混ぜて展開していきます。
しーちゃんは両親が40代でできた一人っ子。
それはそれは愛されて素直に育っています。
ご近所の面々と一緒に汽車に乗って街の中華料理屋さんに行ったりと、ご近所付き合いもマメにあり、今失われたゆったりとした平穏な幸福を味わえる作品です。
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サバの秋の夜長