4.0
救いのない二つの交差
作画が巧く、原案が素晴らしい!
藍川美月…世間体だけ過度に気にする、子に愛情のかけらも示さない母、家庭に無関心な父に対して猟奇的サツ人の犯人となり(そう装って)復讐を果たす。「サツ人鬼の娘。この家ももうおしまいだね」と。親への復讐としてセンセーショナルなサツ人をして、サツ人の罪を犯した子の親というレッテルを張り、社会的制裁を与える。現実にもしばしば起きる事象である。
五十嵐真子…貧困ゆえに娘を性の奴reiとして女衒に売る親は昔からいたが、本人を身内や恋人が取り囲み、騙した状態で身内や彼氏自らが女衒となり、娘をクイ者にする。
二つの救いようのない女子高生 美月と真子の絶望が交差し、話をここまでに昇華させた。
原案者にスタンディングオーベーションを送りたい秀作。
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adabana 徒花