5.0
推理モノ大好きです
バサラの田村由美、期待以上の面白さ。整くん、個性的で私は好きです。彼がいつも肌を隠しているのは(特にマフラー)、火傷やマルトリートメント(児童虐待)の痕跡を隠している。外出先での入浴はしないし、きっと傷跡だらけだと思うと愛おしい。頭の良い彼が、心の奥底に癒やしきれない痛みを抱えているかと思うと、もう、もう。推理モノ好きな方にオススメです。
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5987位 ?
バサラの田村由美、期待以上の面白さ。整くん、個性的で私は好きです。彼がいつも肌を隠しているのは(特にマフラー)、火傷やマルトリートメント(児童虐待)の痕跡を隠している。外出先での入浴はしないし、きっと傷跡だらけだと思うと愛おしい。頭の良い彼が、心の奥底に癒やしきれない痛みを抱えているかと思うと、もう、もう。推理モノ好きな方にオススメです。
ケントさんが騙す側かと思っていたら、彼女の方が美人局で、「狩り」をしていたとは意外!とは言っても、ケントさん自身、年齢詐称、既婚者、という嘘だらけなので、同情はできない。「あいにくあんたのためじゃない」の作者さんですよね。なかなか面白いストーリーだと思います。
千石さんが、愛梨ちゃんにおやじと呼ばれながら、一生懸命子育てに向き合う姿がいいですね。晴海さんも、お仕事忙しすぎて、千石さんに任せがちだけど、しっかりセイイチロウと向き合っている。そして、愛梨ちゃんが反抗するけど素直。基本千石パパを信頼しているのがよくわかる。子どもを元カレに押し付けて海外に行ってしまうという愛梨の母親の自由さには、賛否両論だと思うけれど、千石さんがその分頑張ってるから、良しとするか。料理の描写も、細かくていいですね。いきなり料理教室で餃子にチャレンジしたり、自宅でハワイアンパンケーキを作ったり。料理漫画としても良作。愛梨、セイイチロウ、良い子に育っていてうれしい。
時代考証がしっかりしているので、その中に出てくる怪奇にのめり込める良作。主人公のツクヨミは自分の正体さえわからないまま、輝夜姫に出会う。生意気な輝夜姫が見せるツクヨミに対する保護。ツクヨミは大神たち滝口に弟分として可愛がられるが、梟という謎の存在が身にせまる。上様もいい。純粋で好感度大。そして伏魔殿にいるあの男がラスボス的。男色の目でツクヨミを見るから、ハラハラする。そしてツクヨミがいい子だ。ストーリー性が高く、オススメですよ。
わんこ型もふもふ星人がいるということは、にゃんこ型のもふもふもいるのだろうな。このゆるさが疲れた頭にはいい感じにしみ込む。リリーちゃん、いいなあ。光さえあれば、働かなくてもとりあえずお腹はいっぱいになるのね。続きが楽しみ。
実は私が初めて読んだ転生皇女ものが、この作品だったのです。これを読んだあと、いくつも転生皇女のストーリーを読みましたが、やっぱりアリアドネが一番面白くて!イイ性格してますよね。侍女のイリンもなかなか天然で笑わせてくれる。そして目が離せないのが皇帝てすね。ツンデレキャラになるのかな。見た目とギャップのある心の中が、読んでいて楽しめる。
私は医療系の仕事をしたことも全くないので、楽しく読ませてもらってます。専門的な事に詳しい人はツッコミどころがあるみたいですが、私は全く気づきません。身体の中が街になっているという設定そのものが面白くて! お気に入りはマクロファージさんかな。キラー細胞とのやり取りが好き。ケンカしても、基本、お互いを信頼しているというのがイイ。
カレンさんの義母が、かつて女王だったというトンデモ設定に目玉飛び出ましたが、かつてエムだったビル管理人の「永久の放置プレイ」という言葉に泣けました。死を受け入れなくてはいけないのに、受け入れられない。これはあの方の放置プレイなんだと、自らを納得させる、もう純愛の、境地になっているよ。
おっと、本筋からそれたレビューになってしまったので、本筋に戻りますが、カレンさんは、インドの女神ラクシュミーを思わせる、心の美しい方です。シュウヤが惚れるのもわかる。そしてシュウヤ自身、なんてセクシーなの。色気があり、哀愁がある。育ちがそうさせるのかもしれないが、カレンさんとは住む世界が違うんだと、自虐的になるところが泣ける。大丈夫、カレンさんはあなたに惚れてるよ。と言ってあげたい。キラキラネームの妹を含め、周りを固めるキャラクターが、一癖も二癖もあり、先が読めない。そして、あの元旦那がクズ過ぎる。保身と、金。それしかない。ホント、もうすぐに離婚成立してほしい。あと、旦那側の女弁護士もヤバいし、青山もヤバすぎる。ラスト、どうなるのかな。楽しみです。
施設で育ち、不自由を経験してきたカズキ。己の価値を上げて、絵を売っていくという、サクセスストーリーですね。クリエイティブ系の人なら、読み進めていくうちに、きっと心に刺さると思う。展示されていたあの大判の絵を、お世話になったおばちゃんにもらってもらおうとするのも、カズキらしい。大好きな作品です。
「殿」が、本当に素敵な殿方でよかった。屋鉄のひどい扱いに、言葉通りに、身も心もずだぼろにされた水松女。今回、次男坊の「殿」に嫁いだが、最初はお互いに気を許していなかったと思う。でも殿の真っ直ぐな気性が。水松女の本心まで届いた。それにしても、この時代、赤毛でくせ毛というだけで、醜いとされてしまうのは納得できないよね、でも殿は、あの、ギズだらけの身体を見ても、水松女を、きっと美しいと思ったのだ、汚れない魂をもった女性だから。素晴らしい作品だと思う。
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ミステリと言う勿れ