4.0
25話までの感想です
実の姉アリシアに恋をしているノアと、偽装結婚するレイチェルのお話です。
タイトルの傍観者の恋の傍観者がレイチェルのことなのか、はたまた他の誰かのことなのか、まだ無料分までだとはっきりわからないのですが、自分ではなく、他の女性を好きな人と結婚することの切なさが痛いストーリーではあります。
ただ、レイチェル自身、アリシアに対してライバル意識ではなく、本心から友情を築いているので、割り切った結婚なのかなとも感じます。
25話の終わりに、ノアがレイチェルにプレゼントを贈りますが、それがどういう意味をなすのか、何を贈ったのかが気になります。
ノアも、徐々にレイチェルに対して、レイチェルを友情から恋へと心が揺れ動きつつあるのかなとも感じます。
例え、最初は偽りの結婚だったとしても、あとから気持ちが変化していくことはあると思うので、これからレイチェルとノアがどんな関係性を持っていくのか、楽しみです。
アリシアは本当に天使みたいな人です。病気で辛い思いをしていのに、周りに毒づくことなく、淡々と自分の運命を受け入れていて、こういう人だから、ノアも惚れてしまうのだろうなと思いました。
私もレイチェルの立場だったら、彼女と同じ道を選ぶだろうか、それとも、好きな人(ノア)のことはきっぱり諦めて、好きでもない人との政略結婚をするだろうか・・・と考えずにいられません。
レイチェルは自分のことを罪深い人間だと言っていますが、それでも、アリシアとノアのことも考えているから、決してすべてが間違い・エゴイストというわけではないように思います。
誰かが誰かの犠牲の上に成り立つような世界は、もう、終わりにしたいですね。
皆が自分の望む人生をスムーズに生きられるような時代になって欲しいと願います。
レイチェルとノアの物語から感じた感想でした。
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傍観者の恋