久しぶりのカロン卿はかなり嬉しい。
彼は先発隊だったので大変な思いをしたはずなのに、めっちゃ元気そう。その辺もっと描写が欲しかったところではある。
あと、リオンさんへのマクシーの笑顔は、あれは良いのかリフタン。惚れられちゃうんじゃないか。
リフタン早く帰ってきて。
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570位 ?
久しぶりのカロン卿はかなり嬉しい。
彼は先発隊だったので大変な思いをしたはずなのに、めっちゃ元気そう。その辺もっと描写が欲しかったところではある。
あと、リオンさんへのマクシーの笑顔は、あれは良いのかリフタン。惚れられちゃうんじゃないか。
リフタン早く帰ってきて。
この作品は少々描写が粗いが、リフマクやレムドラゴン騎士団が好きだし、ファンタジーだしと、気にしないできたけれど。
今回のはどうだろう。
物語の展開として、マクシーが戦地へ行くのはいいのだが、読者が納得できる理由づけやエピソードを描かないと、マクシーの我儘に見えちゃう。
これ、色々便宜を図ってくれた方々の人たちに物凄く迷惑では?原作はどうなってるんだろう?
(このままここにずーっといてリフタンの帰りを待つのは物語として単調で辛いので、展開はいいんだよ。ルースとかも見れるかもだし)
どこにも居場所がなくて、
誰からも必要とされていないマクシミリアン
だったのに、みんなの頼れる腕の立つ回復術師へ!
リフタンの溺愛だけではなく、これまで少しずつ努力したマクシー自身の成果をこうやって描いてくれるのは嬉しい。
でも早くリフタン、ルース、ヘバロン、ユリシオンに会いたいな。その他の騎士さんもどうかご無事で。
おお!なんか自分でできることを見つけて色々世界を広げる私の好きなマクシーが戻ってきた感じで嬉しい。高貴な出自なのに自分のことは自分でできるのもえらいぞ。
頑張れマクシー。
(手紙を渡したのは浅はかだとか厳しいコメントがついていましたが、今後の展開の布石として作者が作ったエピソードなのでマクシーという人格否定は行き過ぎなような。あくまでもファンタジーなので。)
近くにいるからこそ戦況がリアルに伝わってくる、こんな日々は精神的にキツイだろうな。
アナトールにいた方が良かったような。
でも友達ができそうで良かった。
マクシー、リフタンのおかげで自己肯定感が上がって、社交的になったよね。
ところで、本当はリフタンの戦闘シーン見たかったんだけど。ついでにルースも。まさかマクシーが途中で置いていかれるとは思わなかったな、残念。
物語の最初の方で
行ってらっしゃい。待ってます。
に喜んでいたもんな、リフタン。
あなたが心配だと泣くマクシーを見つめる目に、何とも言えない感情が浮かんでいるようで。
これまでの孤独で戦いにまみれた人生を振り返って、
深く愛するマクシーが、自分を心配して待っていてくれる、という現在の幸福を噛み締めているのかな。
(下からのキスシーンも相変わらずグッとくるものがありました。本当にキスシーンの表現が多彩ですね、この作品)
あなたが心配だと大粒の涙を流すマクシーを、
不思議そうに覗き込むリフタン。
これまで、マクシーがリフタンと離れるのを嫌がるのは、マクシー自身の危険や不自由への不安だと思っていたんだよな。
リフタンは家族がいなかったから、心配されることが初めてなのかもしれない。
本当の家族ができて良かったね。
一人になりたくない
のではなくて、
あなたと一緒にいたい
なのにね。
なかなか本心は言えないマクシー。
遠征中はリフタンとずっと一緒だったし、楽しかったんだろうな。特に船旅はまるでハネムーンのよう。
この旅もあと少し、今度はリフタンだけ前線へ行き自分はまた留守番、と思ったら我慢できなくなっちゃう気持ちは分かる。
でも魔法使いが必要という合理的な理由があった前回とは違い、今回は完全な我儘なような。
物語としては付いていく展開になりそうだが、今度はリフタンをどう説得するんだろう?
(ところで流しのお兄さんは船員?この船はレムドラゴン以外も乗ってるの?)
リフタンがマクシーの膝に頭を乗せて古い詩を読んでもらっているシーン。
吃音症のマクシーは詩の朗読を練習しては父親に殴られていたんだったなと。
リフタンも12才から傭兵団にいて温かい家庭とは縁遠かった。
そんな二人の過去が美しい思い出に上書きされていくようで、とても素敵だと思いました。
改めて、リフタンにとってマクシーは「たった一人の家族」なんだと。
アグネスはマクシーの持っていない能力(剣や魔法やポジティブで行動的なところ)をたくさん持っていて、コンプレックスを刺激されるのだろうけど、自分はリフタンにとって「たった一人の家族」なのだと、もっと強く思って欲しいですね。たった一人の家族、という言葉は、実はなかなか重いような。
ところでリフタン、あと数日我慢すりゃ罪悪感なくイチャイチャできたんじゃないの?とは思いました。
オークの樹の下
121話
第121話