4.0
絵が可愛いからつい軽く感じるかもしれないけれど、これは本当に大問題作だと思います。
低学年の頃はイジメの加害者だった俊介くん。
その子が飛び降りじ・つをしてしまったところか、話が始まりますが、
加害者だったとわかるのはもう少し先の話で、最初に出てきたのは遺しょ。
その中身は、四人の女の子の名前が書かれていました。
そのうちの一人、茜の母親と、加害者で被害者の俊介の母親の「わが子を守るための戦い」を話にしたものです。
どちらの気持ちもわかる。
でも、どちらの気持ちもわかりかねる、と言った感じ。
難しいテーマなので、幕引きの仕方によってはもやもやが残る話です。
-
0








娘はいじめなんてやってない