5.0
大きなお屋敷に住む御曹司の優と使用人のみやの図書館での出会い。普通はそこで本好きという同じ趣味を持つことで距離が縮まり、一気によい雰囲気にとなりがち。でも、この作品では優の対応は、使用人のみやに対してびっくりするほど容赦ない。優の使用人に対しての冷たい態度にも、みやがこの仕事を失うと行き場がないと必死なのにも事情がありそう。一目惚れのような急展開ではなく、少しずつお互いを理解していくペースに好感をもてます。
-
0
帝都の使用人は恋染むる