白餡さんの投稿一覧

投稿
156
いいね獲得
284
評価5 23% 36
評価4 16% 25
評価3 25% 39
評価2 26% 41
評価1 10% 15
21 - 30件目/全70件
  1. 評価:2.000 2.0

    追うも追われるも様式美の中で

    不憫な受けが人間性終わってる攻めから酷い扱いを受け、身も心もズタボロの限界まで苦しめられ攻めの元から去った後、ようやく改心した攻めが執拗に復縁を迫ってきてすったもんだを繰り返した揚げ句、復縁するという、ただそれだけといえばそれだけの、様式美に非常に忠実なストーリーです。絵は美麗です。

    一部と二部があり、それぞれ親世代、子世代のお話です。子(息子)があまりにもアホすぎて、父ちゃんの劣化コピーも劣化コピーすぎて笑えもしないので、個人的には一部だけで充分でした。

    いわゆるザマァ展開でも同じようなことが言えるかと思いますが、こういうタイプの作品では優劣の立場が逆転したときのカタストロフィーを励みに、つらく理不尽なターンを耐えて読み進めるのが正しく楽しむ読者のスタンスなのでしょう。いちおうわかってはいるのですが、あまりにも理不尽で可哀想なパートが長いのは閉口してしまいますし、こういったジャンル自体、好みではないので低い評価になりました。
    ただ、ジャンルのお約束は裏切らない分、好んで求める読者にはうってつけの作品なのだと思います。

    • 3
  2. 評価:2.000 2.0

    大人の不在と幻想と

    ネタバレ レビューを表示する

    大人気作品とは知らず、同作者のBL作品を偶然読んだ際に絵がキレイだな〜と印象に残り、こちらにとんできました。
    途中までは面白く読んでいたのですが、栢くんが嵐ちゃんに脅すようにキスだなんだしまくるところから雲行きがあやしくなり、浮世離れして老成したところがあるとはいえ高校生の子どもに過ぎない嵐ちゃんが栢くんの闇を背負うように苦労している横で、お母さんとお義父さんを始め周りの大人は何してんの?という疑問がふつふつと湧き上がり、楽しめなくなったのでギブアップしました。
    また栢くんという子どもに関して、周りを幻惑する美しき魔物という幻想を強調しすぎているように感じ、そこも危ういと思いました。いわゆるファムファタールとかロリータとか、ああいうのは全て昔のキモいインテリおじさんの幻想ですけど、栢くんの本作での扱いにそれに似たものを感じてしまうのです。コミックスの表紙もすべて美々しい栢くんですし、おそらく作家さんの癖なんでしょうけど、すみませんが受け付けないんですよね…

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    真実のあとの二人は…?

    ネタバレ レビューを表示する

    最初、タイトルが単なるエロみたいで期待せずに読み始めたのですが、絵の綺麗さ、お話の暗さ、細かく心理を追うところなどが好みにドンピシャで、20話まで課金して一気に読みました。設定や概要はあらすじを参照していただくとして、以下、20話までの二人の関係性とストーリーになります。

    贖罪意識から文字どおり身を投げ打って仕えるヒロインにエゼカイルはメロメロで、将来は二人きりでひっそり隠遁生活を送ることを目標に、危険が伴う目の治療に意欲的になっています。
    いっぽうのヒロイン(ローズという偽名で通しており、読者にも本名は明かされていません)はエゼカイルに求められるまま肉体的に一線を超えはしたけれど罪悪感から恋情などは感じないよう律しつつ、彼の目が治り自らの身の破滅を迎える日まではとにかく支えようと、葛藤はあれど表面的には慎ましやかな侍女の態度を貫いています。
    (盲目のエゼカイルは加害当時のヒロインの顔かたち、髪色、瞳の色まではっきり覚えていて、ヒロインは彼に尋ねられても髪色と瞳の色を偽っています。またなぜかエゼカイルが信頼をおく元乳母で屋敷の老女主人のセルバ夫人はヒロインの髪色を本来の茶ではなく赤と認識していて、これがヒロインの嘘のきっかけになりました。白内障か何かの色覚異常でしょうか?)
    が、そんなローズの元に外部からの不穏な男の影がちらつき、その男はエゼカイルの父からの使者でどうやら彼女の正体を怪しんでいる様子…

    ヒロインの身バレは時間の問題と思われますので、今後のストーリーの読ませどころとしては真実が明らかになってからのエゼカイルの愛情が反転した憎しみと執着ドロドロの愛憎劇(大好物!)になっていくのでしょうか…? 分不相応なほどに立派だというヒロインの本名が思わせぶりに明かされないのも気になる点です。それからヒーローが戦争の英雄という設定は数多あれど、今作のように凄腕のスナイパーだったという設定はレアで個人的にそそられます! それも今後の展開に絡んでくれると嬉しいのですが…
    諸々の期待を込めて、星5です。

    • 84
  4. 評価:2.000 2.0

    今ひとつ

    無料の途中ですが12話まででギブです。

    戦争の英雄の男と大罪人の女が護送中の船上で繰り広げる心理戦がスローペースで進んでいます。設定やストーリーが面白くないわけではないのですが、今ひとつ入り込めませんでした。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    ドはまり

    ネタバレ レビューを表示する

    めちゃコミでなんとなく読み始めてドはまりし、書店にコミックス1〜7巻まとめ買いに走り、ヤングエースUPで最新の配信まで追いついてしまいました!
    もぅ最っ高ぅーーーです!!!
    人外のヒカルを人外のままで受け入れる覚悟を決めてどんどん強くなるよしきと、魂を喰らう本能に抗ってよしきの隣にずっといたいと願うヒカルの道行きが、アツくて、切なくて、愛おしくて、不穏で、狂気に満ちてて... 久しぶりにこんな感情が揺さぶられる作品に出会えて幸せです😭

    モクモクれん先生の描く細密で味わい深い絵が大好きなのでコミックス買って良かったです。特に、いわく言い難い、なんとも絶妙な光とヒカルの数々の表情の魅力は言葉になりません... めちゃコミ様、引き合わせてくれてありがとうございました!

    • 5
  6. 評価:2.000 2.0

    よくある展開

    ネタバレ レビューを表示する

    無料の途中ですが13話までで脱落します。

    小説世界への憑依(転生?)もので、ヒロインがその愛らしい容姿を生かし主に女性貴族たちのペットとなることを生存戦略としている、という設定が少し目新しいのかなと思いますが、そこを除けばよくあるストーリーだと思います。

    ヒロインは仕えている女主人(原作の悪女)のバッドエンドを回避すべく、秘密裏に立ち回るが、どうやら他にも転生者がいるらしく、思惑どおりにいかない展開に不安を覚え... のようなところが13話までのあらすじで、世の中にあるこの手のお話のn番煎じの域を出ていません。ありがちな話でもどこかしら惹きつけられるところがあれば読み続けるものですが、個人的にそれが見つけられないまま10話を過ぎるのはキツいです...
    絵柄は総じて幼い感じで、男女ともに顔立ちも体つきも平面的でのっぺりしているのも好みではありませんでした。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    高潔なヒロインに惚れる

    ネタバレ レビューを表示する

    48話まで読みました。
    いやぁ、ここまで硬派なヒロイン、ヒーローは今どき超稀少ですね!とても新鮮で清々しくてよかったです。
    次回から新章とのことですので、夫婦になった二人のお話も追っていけたらなと思います。
    (75ptは少々、お高いのですが...泣)

    惜しむらくは絵ですね。だいぶ慣れましたが少し動きが硬いのと、目鼻のバランスが不安定で男女ともに似た顔が多いように思いました。ただ、それを差し引いても特にヒロインの高潔なキャラクターは非常に魅力的でしたので、課金に悔いはありません。

    ストーリー面では、これまではヒロインのレオーネが嫁いできたゼルジオスの人々に受け入れられるよう奮闘するための見せ場が多く、夫のベルトルドとの絡みが少なめでしたので、新章ではぜひ二人の甘々なシーンが見られるといいなと思います、期待しています!

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    クズと理想とシスターフッド

    ネタバレ レビューを表示する

    様々な読み方ができるかと思いますが、私は、いろんなタイプのキモくてクソな男たちと、そんな男たちに対するアンチテーゼであり究極の理想を体現した男と、そして女性たちの清々しいシスターフッドについてのお話として読みました。

    まず、キモくてクソな男たちに関する分析は、他の追随を許さない本作の大きな魅力といえる思います。
    愛さずに愛を搾取するばかりの男、マザコンの男、メサコンの男、愛を押し付け愛されないと恨む男、相手の心を殺してでも縛りつけておく男、等等...
    これらの要約が適切なのかどうかはさておき、ひとつだけ言いたいのは、彼らを「ヤンデレ」とは決して表現したくないということです(ヤンデレ自体、曖昧な概念ではありますが)。
    本作の男たちは病んでいるかもしれないけど、「愛」を捧げているのでは絶対にないと思うからです...!
    ダメ男たちの解像度の高さと、彼らの辿る末路の残酷さにゾクゾクし、とくに後半は課金の手が止まらず一気読みしてしまいました。

    そして究極の理想の男とは、本作の男主人公である騎士アナキンです。彼とヒロインのラブストーリーはこのダークで救いようのないお話のなかで夢のように美しく儚く、燦然と光輝いています。端的にいうとヒロインが死.ねといえば死.ねる男です。自らの欲望よりも愛する人の意思を優先します。その度合いが単に献身的というレベルを超え、本当に自我をもつ一個の人間といえるのだろうかと疑問が生じるほどで、ヒロイン同様に私自身が男性として彼をこの上なく愛しく好ましいと思うと同時に、それ以上に戸惑いを覚えてしまうという、非常に悩ましく特異なキャラクターでした。恐らくアナキンのような男は現実には決して存在しえないからこそ、二人の物語はこんなにも美しく儚いのだと今では思います...

    最後に、立場や性格の異なる女性たちの関係性はとても清々しく、魅力的なものでした。「悪女」であるヒロインと、いわゆる善人で元小説内の正ヒロインとの関係性をはじめ、魔女、侍女、皇后それぞれとヒロイン等、よくある敵味方や勧善懲悪では語りきれない人間の複雑さや陰影が描かれていて、とても良かったです。

    2025年夏現在、個人的にめちゃコミで一番のお薦めです。設定が少々込み入っていてとっつきにくい所もありますが、そこでやめてしまうのはもったいないです。損はさせません、ぜひ読んでみてください!

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    この軽さが良いんです

    ネタバレ レビューを表示する

    世の中にあふれる転生ものとひと味ちがった軽さと、小学生か!とツッコミたくなることしばしばのギャグのノリが独特のラブコメです。

    好き嫌い分かれると思いますが私はとても気に入っています!ほぼ毎回すっとんきょうなギャグが入っており、堪える間も無く不意打ちの笑いが込み上げてしまうので、ちょっと人目のある所では読めません...

    ラブストーリーはかなりゆっくり進みます。
    皇帝はヒロインにベタ惚れで優しいけど過去のある事件のせいで人間不信だし、ヒロインも転生を隠しているためもあって、なかなか本当に結ばれるところまではいきませんが、二人のやりとりは温かくて面白い。変わり者のヒロインに対する皇帝の惚れ込みようはかなりピュアで、キラキラした少年の初恋のようでもあり、後宮ものにありがちなドロドロとは無縁なのも良いです。
    登場人物が多くそれも美形ぞろいなのですが、割と皆クセ強めなので混同することもなく楽しめてます。

    今後、ヒロインは元の身体に戻るのか、皇帝に正体を明かすのか、裏切られたと思っていた元恋人との関係はどうなるのか...等等、先は長そうですが、ぜひ最後まで読んでいきたいと思います。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    トレンドが変わりますように

    ネタバレ レビューを表示する

    無料8話分、読みました。
    ヒロインは凛々しい女騎士で好感もてますし、お相手の公爵も良い人でルックスもいいし、話のテンポもよさげなのでこのまま課金しようかなと思いました。
    が、婚外子差別やきょうだいからの暴力等、好きではない要素も冒頭で既にありましたし、先を読んだ方のコメントによると、この先他キャラからもヒロインが暴力を受けるとのことですので、お金を払ってまで見たい展開ではないかなと思い直しました。この手の虐待や逆境を乗り越える筋書きはトレンドではありますが、気分のいいものではありませんので下火になってほしいし、なるべく人気に加担したくないのです。

    • 2

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています