4.0
もう少し、自分を大切にして!
心の優しい健気なヒロインが、何度も苦境に立たされて、なかなか幸せになれず、可哀そうで、もどかしい作品です。愛する人の幸せだけを願う、自己犠牲の精神が強すぎる、善人のヒロインが、悪意に満ちた者たちに翻弄されながらも、耐え忍んでいる姿は、胸が苦しくなり、涙を誘います。控えめで、少し我慢しすぎなヒロインが、自分の気持ちや、置かれている状況を、自分から、ヒーローに伝える勇気をもってほしかったです。ヒロインの繊細さがよく伝わってきます。
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望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す