4.0
原作がなろうであり。完結済み。
原作分は10巻まででそれ以降はオリジナル。
カトリーナが伯爵家で虐め抜かれて極度の栄養失調状態で吹雪の中保護される流れなど、原作に沿ってコミカライズされている。
クラレンス殿下をはじめ、ゴーンやニナなどに護られて庇護されて、少しずつ笑顔と健康を取り戻し、カトリーナがシャルルの身代わりとして差し出した伯爵家の実情を知ったクラレンス殿下や陛下たちの伯爵家への処分の流れも順当。王妃たちに愛されるカトリーナへの拐かしなども含めて、完結していくのかと思いきや。
原作としては11巻の始め分くらいで大団円。
クラレンス殿下が辺境伯として陞爵されて、カトリーナが伯爵家より籍を抜かれて養子縁組される。そして父親が酒に溺れて伯爵家が成り立たなくなり、領地を没収されて義母や義妹が処刑されることとなったことを記されてハッピーエンドのはず。
なのにそれ以降の蛇足は何だろう、これ。
コミカライズに際して足りないから出せって言われたのかなぁ。クラレンスはカトリーナが好きすぎて王妃やオリバー様にも触らせないほど独占欲のある人だった。ダンスの練習をするにも、他の男性に触れさせるなとカトリーナの練習に付き合ったほど。それほどの男性が未出だった従姉妹に心を許すはずもないし、ましてやカトリーナが不安になるようなことをすることもなかったはずなのに。
カトリーナとともに表舞台に出るようになったことは原作にはチラッとあったけど、それまではフードを被って顔の造作を隠してきた人なのに。
お茶会なども原作にはなし。ましてやまだ未完結など。どれほど足さなくてはならないんだろうね。
膝枕するなどのエピソードを足してきゅんとさせる必要があったのかな。結婚まで描かせるのかしら。
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身代わり令嬢を救ったのは冷酷無慈悲な氷の王子の愛でした