いちごとあんこさんの投稿一覧

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161 - 170件目/全285件
  1. 評価:4.000 4.0

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    読みながらあぁ、私のことだと思いました。

    大事なものこそすぐ忘れるからスケジュールアプリが手放せない。リマインド機能もフル活用。携帯、鍵、水筒、自分の大切な忘れてはいけないものを忘れずに自宅を出ることはない。必ず何かを忘れる。時間に余裕を持って家を出ることができない。言ってはいけない言葉かどうかは口から出た後気付く。部屋はあまり片付かない。捨てるのが苦手。捨てた後困ることが怖いから。よく転びよく怪我するのにどこで怪我をしたのか覚えていない。
    自覚がないまま療育というものがなかったからか、娘が生まれ、一歳半検診で見事なまでに療育対象になるまでは考えたことすらなかった。

    息子はグレーだったのか、こちらは低学年までは忘れ物のあまりの多さで手がかかったものの(ほぼ毎日のように忘れていた。筆箱や水筒、上着や宿題、連絡帳まで多岐に渡る)担任の先生の方々のご尽力あって普通学級でのびのび過ごせている。
    娘は数多の療育教室、言語聴覚士さんの手を借り、2語文しか出なかった幼少期を経て、小学校に入ってから一気に話すようになった。ひとの話はあまり聞いていないものの、支援学級で息子よりのびのびと楽しそうにひらがなを書いている。彼女の中身の成長と身長がシンクロしてるのかゆるやかだ。

    私には今考えたらグレーだろうな、という息子と、子猫みたいに気まぐれな小娘の母だけど主人公の動きや気持ちは少し理解できる。今更発達障害などと言われてはいそうですかと言える親御さんなどいないと思う。いや、うちの子は違うのではないかというわけわからない自信と、まだこれからちゃんと伸びていくから途中なんだみたいな気持ちと、なんか理解できて腑に落ちる自分をまず受け入れたくない気持ちが湧き上がるから。療育手帳とか障害児とかいきなりどんどんきたってわからなくなるよね。
    まずは親御さんが受け入れることができるまでは、個人差あるだろうけど時間がかかる。うちの子は普通だと思っていたけどそうじゃなかった、定型の子ではなかったという事実がドカンとくるから。
    でも、そんな定型じゃない自分とうまく付き合っていけたらいいね。普通じゃないことを否定しないでただ見守ってくれる周りの人が増えてくれたらもっといい。主人公の子もそんな自分を否定しないで、うまく生きていけたらいいな。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    怯えてばかりのマクシーがリフタンの溺愛によって少しずつ自らの手で騎士たちや城の者たちと交流を深め、自信をつけていく様子がゆっくりゆっくりしっかりと伝わってきて、じんわり芽吹いていく気がして読み応えがあります。

    嫌われないように、殴られないように、見下されたりしないように逃げずに真正面から不器用ながらも目を逸らさないで向かっていく強さは好きかも。
    始めは自信なさげでずーっとウジウジしてたけど。マクシーには上手く伝わらないけど、リフタンはマクシー大好きすぎるし、傷付かないように囲っておきたいんだろうなと思いつつ、マクシーも負けないくらい頑固だから似た者同士なのかも。
    リフタンも素敵だけどルースも素敵なので留守中を預かるルースの真っ直ぐな頑固さも似てるのかも。似過ぎてる仲間だから安心して文句言えるのかもしれないし、ルースのお陰でマクシーも少しずつだけど良くなってきている。ルースの言う通り、知識は誰にも盗まれない最強の武器だからこのふたりもぶつかり合いながら成長していくのかな。

    マクシーの実家で受けた仕打ちの過去はなかなかすぐには消えないし、癒えない傷だろうけど、帰る家ができたことで、癒えていくといいな。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

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    原作もそうなんですけど、ロジェがアホなんです。このシチュエーションにはこういう行動をするべきだとか、そういうルールがよくわかっていない。
    だからリディを泣かせることに陥っていてもあまり今の現状がまずいことをわかっていない節がある。原作では親にまでしっかり念を押されていたのに、それでもやらかしたから廃嫡されて、将来有望な剣士だったのに身分も情けをかけられたから最低限は残ったもののほぼなくなり、孤児院の剣の指南役にまで陥ったけど、ここまでされてようやく自分のしたことの愚かさがわかったみたいだった。
    あの小娘はロジェがアホだとすると、自らとことん墓穴を掘り続けてどんどん立場を悪くさせていって王様やら両親から叱られても叱られても、どれだけ説明を受けてもわかっていなかった。自分のことしか考えてなくて、ひたすら私が可哀想、なぜこんな目に遭わなくちゃいけないの、リディがいるから私が酷いことになってるんだ恨んでやる!みたいな子供みたいな絶叫を繰り返した。とことん子供だからさらに墓穴を掘り続けて、親を呼び出されてそれで温情で少しは済むはずのところを、もう一生を棒に振るような刑期になっていった。スカッとはしなかったな。とことんふたりともアホだから。こんな小娘のために全部捨てることになったアホなロジェとその家族が可哀想だった。その小娘の家族も。
    まだロジェには賢そうな弟がいて、まだ救いがありそうだけど、あの小娘の親御さんがな…。
    それでいてまだこの先隣国の王女様とか出てきて、ふたりを悩ませるからなぁ。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

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    転生とか召喚モノの中でもまた違って面白い!

    ヒロインはイチカと名乗って鏡の向こうの男の子と仲を深めていたのに、意地悪な姉がどういう手を使ったかわからないけど、向こうの国でイチカと名乗っていて自分のこととしていた。でもそれを私がイチカとは言えない状態になってしまっている。
    でもイチカとしては仲を深めていたはずの男の人とちょっと違和感を感じている。もしやイチカが姉と入れ替わったように、相手は名前を変えていた?
    さてさて、本物のイチカは一華だとわかるのか?
    華恋がイチカと名乗って嘘をついていたことがバレてしまった後はどうなるのか?

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

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    取り敢えずヴェラが幸せそうで良かった。

    別サイトではアランと仲良くなっていく過程がそこそこ読めます。彼女との婚約を破棄したけど、そこまでの処遇はするつもりのなかったカロル。でも、その夏の加護を持っているとされる女性といても、おそらく国は栄えなさそう。よくある話だと、その女性に王太子妃の器はないことに、ヴェラがいなくなって初めてカロルは焦るのではないかな。
    冬の加護を受けて誰にも直接触れることができない、自分の周りにも暖かさがないことを諦めているアランなのに、ヴェラといると触れても凍らない。凍った花さえも綺麗と飾っているヴェラにはまだ見ぬ加護があるのかもしれない。
    ゆっくりゆっくりヴェラとアランが仲を深めていく様子がほのぼのしていて癒されます。カロルではなくて、アランとヴェラによってこの冬の国も変わっていくのかもしれない。その先が見たいです。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

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    私自身も家族も実家の家族も何度もお世話になっております。
    娘は生傷が多い子でお風呂で転倒し裂傷、階段で頭から落下し額を裂傷し五百円玉大の膨らみが出て、救急車を呼ぶべきか問い合わせる機関に慌てて電話したことを覚えています。自身のことならまだ冷静なのですが、子供のこととなると正しい判断ができず慌ててしまうことがあります。

    一度要請すると45,000円だという事実を知り、改めて必要な要請なのかどうか見極める、判断がつかない場合は問い合わせる機関に判断を委ねる、きちんと必要な事案に必要な人員をお願い出来るような心構えが必要なのかなと思いました。
    救急車を何度も要請してきたのですが、隊長が女性という機会はありませんでした。お会いするような機会がなかっただけなのかもしれませんが、女性というのは数が少ない気がします。

    • 0
  7. 評価:2.000 2.0

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    いや、これ後先ちゃんと考えて行動せなあかんよ。

    どんだけ事業の悪化で切羽詰まっていたか知らないけど、下調べくらいするっしょ。男子校とか云々の前に校舎の様子とか学校行事とか校風とかさ。
    どんな制服着ることになるんかなー?とかワクワクしちゃうのが女子でしょ?何もしなかったん?

    で、今回はたまたま自分のことを心配してくれる人の良さそうな過去になんかありそうな男子が、魔の手から救い出してくれたりするんだけど。普通はそんなうまいこといかないからね。ここのところがマンガだよなぁって冷めるポイントかな。
    表紙のイラストがなんか古い。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

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    実母が産んだ娘の瞳は青かった。
    不義の子を産んだことで幽閉され娘はそれでも使い勝手があると思われたか、お手伝い同様の立ち位置ながらも置いてもらえる温情は得た。
    血の繋がりのない叔父の配慮から、左眼が見えない元軍人の元へと嫁ぎ、人並みの幸せをようやく得ることができた主人公、雪。
    しかし夫の幼馴染が執着を通り越した悪意を向けてきて…

    不器用ながらも家に夫に少しでも馴染もうとしたり、何かできることはないかと努力するところもあって、少しずつ心の距離を縮めていく様が好き。
    それほど画力があるような魅せる絵ではないものの見苦しさはあまり見受けられない。また少し華があったほうがいいかなとは思うけど。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

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    育ってきた環境が違うから〜🎵

    諏訪くんと麗さんの環境もまるで違う。
    祖父母に育てられ病気が見つかったらそれは自分のいなくなった後でも、せめて孫に家族がいて欲しいと思う気持ちは理解できるし、その期待に応えたい29歳女性の気持ちも理解できる。
    子犬みたいに真っ直ぐで健気な学生の諏訪くんは、そんな彼女の置かれた状況も理解しつつも、誰でもいいから結婚したいならぜひ俺と!とくるくる足元をじゃれついてくる。歳の差を気にしつつも誰より一生懸命振り向かせようと努力してくれる姿は嫌いにはなれない不思議。

    クエストで読んだけどこの後彼女たちはどこに向かっていくんだろう?結婚?まずは学生さんだから本分を全うした後で就職して生活の軌道をしっかりと乗せなくてはならないか。でもそんなこと言ってると麗さんってアラサーなんだよね。出産のリミットも迫ってくるのか。難しいな。でも諏訪くんなら言われたこときちんとミッションこなしてくれそうなんだよなぁ。うらやましいくらいに。同棲?

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  10. 評価:4.000 4.0

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    叶くんが綺麗。
    桃ちゃんは天使。

    よくあるイケメンに近づくと痛い目に遭う系かと思いきや、叶くんは近付けば近付くほど知りたくなる本当に沼系男子。5歳下だから、モテモテで女の人がわんさかいる叶くんだから、とブレーキかけてるけど、どこかほんわかしてる桃ちゃんが癒し系。
    叶くんも桃ちゃんが憧れてきた経験に対して、決して馬鹿にすることなく嫌がることは無理強いしない。なんだかんだ言いつつも彼女の帰りを待っていたり、お弁当のお礼にプリンを山ほど買ってきて、一緒に入れたコーヒーと共に仲良く食べたり。
    最初の出逢い方が本当に桃ちゃんを抱いたのかは不明なのですが、もしかしたら抱いていないのかも。

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