4.0
ハリージュさん、うちの近衛騎士になって…
いや、タルト・タタン持ってきてくれませんか?
美味しい紅茶淹れますので!
湖の庵にいる善き魔女・ロゼ。
フードを目深に被り、レタスを主食とする自炊して食べても美味しくないと避けているうちに、食べることへの興味をもたなくなった魔女。祖母が亡くなってからひとりで魔女の仕事をこなしているロゼの庵に惚れ薬を注文するためにハリージュが来店。
近衛騎士のハリージュ・アズムは惚れ薬の材料をロゼに届けるうちに彼女の人となりに触れていく。
惚れ薬を完成させたことでハリージュが好きな人がいると誤解し、距離を取ろうとするロゼにもう一度惚れ薬を注文することで始まる物語。
ハリージュがね、ロゼを懸命に口説く時に言うセリフがまたいいのよ。魔女だからハリージュに迷惑がかかることを懸念して、いろいろ言うんだけど。
「魔女のロゼがいい」って言うのよ。
「ロゼでいい」じゃなくて、「ロゼがいい」なの。
彼女だから欲しいの。そこがたまらないわ。
あと、ハリージュが放っておくとレタスしか食べない、いや、食べることもしないかもしれないロゼのために好きそうなものを籠に入れて持っていって、一緒に食べるところがあるんだけど、健気なのよ。初めはあまりの腕の細さを知ったハリージュが、ロゼに取り敢えず美味しい栄養のあるものを食べさせてあげなくては!っていう使命感からだったと思うけど、ロゼよりだいぶハリージュの方が惚れてるのが伝わってくるところが好き。
それでいて必死なの。そこがまたいいのよ。
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どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。