こ2さんの投稿一覧

投稿
49
いいね獲得
44
評価5 35% 17
評価4 59% 29
評価3 6% 3
評価2 0% 0
評価1 0% 0
1 - 10件目/全27件
  1. 評価:4.000 4.0

    悪女を味わい尽くして完結!

    ネタバレ レビューを表示する

    悪女のタイトルは多いけど、この作品はなかなかの悪女が何人も出て来て、しかもタイプが違って面白かった。
    何といっても義妹のミエールの悪女っぷりはすごかった。壊れかけた彼女が、お茶に毒を入れ、兄を殺してしまうところゾッとした。
    ヒロイン・アリアも砂時計を使うことなく現状維持。兄の命を使いミエールを確実に追い込む、間違いなく悪女。怖っ❗️
    アリアの母やイシース、メイドたちなどクセのある悪女が点在する中、むしろサラの人の良さに違和感を持つぐらい。悪女満載、堪能しました。
    背景や服装、小物類も細かく美しく描かれて、世界に没頭できるのもよかった。個人的にロマンス好きなので104話まででも良かったかな。でも目が離せず、課金し一気に最後まで読みました。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    なんか好きなストーリー

    ネタバレ レビューを表示する

    家族に騙されて無理矢理結婚を決められたヒロイン、クリスタ。送られた先は仮面をつけた伯爵の屋敷で、「妻ではなく跡継ぎが必要なだけ」とか酷いことを言われ、誠実で聡明なクリスタは傷つく。よくある展開。でもなんか好きになるストーリーなのです。
    まず絵が綺麗。黒水晶のヒロインも伯爵も素敵でお似合い。伯爵を恨まず拒否しないクリスタは優しく、どんどん感情移入してしまいます。
    途中伯爵の心情も明かされてくると、冷たい人ではなく、他人と関わることが出来ず表現が下手だと分かり、むかっとするセリフを言っても思わず応援したい気分に。
    仮面の秘密は予想でき、クライマックスではファンタジーが過ぎて、「えっ」となったのですが、二人の魅力で不思議と嫌いにはならないストーリーです。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    胃袋をつかむ攻略法

    ネタバレ レビューを表示する

    異色の転生モノ。ぽっちゃりさんで見た目に自信のないヒロインが、暴食の呪いで満月の夜に食べ物を食い漁るという絵はすごいww
    婚約者の王子様は小さいころ毒を盛られた経験があり、食べる事自体に嫌悪感があるのに、ヒロインを見離さず、がんばる彼女の内面と料理の味を評価。好感度を上げていく。
    周りの攻略対象たちも好きな料理を食べて、ヒロインの頼もしい味方になっていく。
    ちょっと都合良すぎだけど、実際あるよね、胃袋つかむって。悪役とも貴族ともほど遠いヒロインに(公爵令嬢だけど)みんな癒されているのかも。美味しい料理を気兼ねなく食べられるようにするのが最強の攻略法…っていうお話。ほっこり楽しい味わいです。

    • 3
  4. 評価:4.000 4.0

    ひどすぎる王子が逆に笑える

    ネタバレ レビューを表示する

    父親の言いつけ通り厳しい教育に耐え、王子の婚約者としての務めを果たしてきたヒロイン。しかし聖女の登場により婚約は破棄されてしまう…と、ここまでは他にもあるお話ですが、ここではヒロインを追い込む父親と王子のクズっぷりがすごすぎる。
    父親は、亡くなった妻の最期の願いを自分勝手に曲解し、王家に嫁ぐことが幸せと押し付けてくる見識が狭く、プライドの高い男。
    そして王子は、聖女との婚約パーティにヒロインを招くわ、聖女を貶めているとヒロインを責めるわ、挙げ句の果てに王位を剥奪されそうになったら、聖女を弟に当てがいヒロインとヨリを戻そうとするわ、ひどすぎて逆に笑えます。いやぁこんなに救いようのない見かけだけの王子様って。
    まあ、でもヒロインはそんな2人のせいで毒まで飲むところまで追い詰められたのだから、笑い事ではありません。
    誠実な優しい新婚約者もできて、王家も味方につけたヒロインが思いっきりやり返すところですが、個人的にやっぱりクズ王子が気になって目が離せません。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    スローライフに癒される

    ネタバレ レビューを表示する

    異世界に転生したツキナが、魔法を使って街外れの静かな場所にブックカフェを開店。客として訪れたカタブツの騎士団長とだんだん心が通い、結ばれるお話。
    魔力は抜群、でも魔法は自力で本から学ぶツキナ。賢く穏やかなヒロインで、やりたい事がはっきりしていて、憧れのスローライフをどんどん実現していくところが素敵です。カフェも素敵。
    後半大きな事件が起こりますが、騎士団長ソウェイルはじめ登場人物がみんな常識人で、安心して読め、全体的に癒されるストーリー。本が好きな人って、いい人なんだなぁと思いました。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    吸血鬼じゃなく吸血種

    ネタバレ レビューを表示する

    ソフィアは男爵令嬢の位を捨て、弟を守りながら騎士として働く自立したヒロイン。別の令嬢の身代わりに訪れた隣国で、偽物とバレながら婚約相手の公爵ジュリアスを刺客から守り、命を失いかけるような、騎士道精神溢れる女子なのです。
    しかし❗️吸血種であるジュリアスの血を飲むことで、命拾いし寵妃となるソフィア。つまりそれは吸血鬼…ではなく吸血種の一員となり、ジュリアスと共に生きるということでした。
    吸血鬼が好きな私としては、ジャリアスは気品があり美しく、イメージピッタリで素敵。でもダークなイメージはなく、吸血鬼ではないのね、吸血種なのね。血も指から啜る設定ww 一度でいいから首に噛み付くダークな彼を見てみたいと願いながら、まだ色々説明されてる段階なので、続きを楽しみにして⭐️4つです。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    真犯人は誰

    ネタバレ レビューを表示する

    没落した伯爵家の令嬢ジュスティーヌは、窃盗の罪を着せられ、病気の妹と共に路頭に迷う。妹を守るため物乞いまでして、必死に生き抜くジュスティーヌ。なのになぜか元婚約者フェルナンが、行く先々で彼女を中傷し、仕事を失うように仕向ける。ひどい。
    でも、刺繍や裁縫の腕が認められ、王宮で働けることに。さらに、真紅の公爵シメオンと出会い、恋に落ちる、正統派ラブストーリー。
    しかし王宮でも窃盗事件が続き、またジュスティーヌが罪に問われそうになる。
    シメオンとジュスティーヌは真面目で責任感の強いところが似ていて、他人に対してとても誠実。
    そして二人とも恋愛下手で、体の関係が出来ても、気持ちは打ち明けられないとか、ヤキモキする…
    最後は真犯人が誰か明らかになりスッキリ。特に元婚約者をぶん殴ったところは最高でした。ま、フェルナンは最後までズレてるなあと思いましたが。
    ロザリー王女のおかげでやっと二人も気持ちを伝え合い、ハッピーエンド。もう一つ意外なカップルのハッピーエンドもありましたね。

    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    顔が「醜い」ではなく「見にくい」

    ネタバレ レビューを表示する

    聖女クラリスは双子の妹に嵌められ、婚約者である王太子を奪われた上、その弟で醜く恐ろしい顔のアルトと婚約することになる。絶望的な状況にも関わらず、クラリスは出会いからアルトに肯定的に接し、その心を開かせていく。

    アルトの恐ろしい顔は呪いのせいだった。クラリスの愛情で呪いは解け、また聖女の強い力で、やせた土地を豊かに変えるわ、負傷兵の失った腕を生やすわ!??大活躍。

    実は妹の行動はそんな姉へのコンプレックス。王太子の行動は甘やかされた子供のわがまま。姉妹の父も…とそれぞれの言動の動機が描かれ、本物の悪人はおらず迷惑なだけ、ということで、スカッとはしなかったが、クラリスとアルトがお似合いで信頼は強く、安心して読めました、

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    その性格こそ得がたい宝

    ネタバレ レビューを表示する

    王女リリスは現実夢という不思議な力を持ち、自国に利益をもたらしていたが、戦争を避けるため他国の王子に嫁ぐ。
    このヒロインがすごい。
    紅の死神と言われている無関心夫を押せ押せ押し倒して想いを遂げてしまう。「子作りと国作り」が自分の使命と心得て、明るく積極的につき進む。思うところがあれば、誰が相手でもはっきり伝え、悪かったと思えば普通に謝る。
    どの人にも同じように接し、しかも品位を保ち義務を果たそうとする。そんな姫に惹きつけられ、味方がどんどん増えていく。
    特別な美人でもなく、第9話で夫を「この姫、おかしい」とドン引きさせた変わった性格だが、ホント魅力的。リリスが「得がたい宝」なのは、現実夢の力ではなく、この性格なのではと思わせる。冷たく固まっていたジェドの心は彼女にしか溶かせなかっただろう。
    小さな国の王女として、温かい家族に大切に育てられたこそ、こんな素敵に育ったのかな。大きな国は策略家ばかり。危険を見抜いて、幸せな王妃様になってほしい!

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    顔じゃないよ

    ネタバレ レビューを表示する

    題名通り女性向けコミックとは思えないほど厳つい顔の主人公ヴァレリオ。男性目線のストーリーですが、真面目で家格も実力も十分なのに顔で損している彼に感情移入できちゃって、応援したくなります。
    ヒロインは幻の花とまで言われる美女。でも何だか垢抜けなくて、結構はっきりした性格だと思います。後から他人のオーラが見える能力があることが分かりますが、正義感の強い主人公とお似合い。なので気を遣いすぎなくても末永く幸せになれるんじゃないかな。
    かっこいい騎士が出て来なくても、あったかく読めて、秋の夜長にピッタリです。

    • 1

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています