5.0
あまりにも自分と娘
研修医で発達障害の娘がいます。そして、しょっぱな、急いでる時に限って何か別のことが気になり前髪を切った志保さん。それ、昨日の私です(笑)。娘の凸凹が性格では無く障害だと気づいたのは医学生の時でした。その通院でママの方が私より強い発達障害だと娘に指摘されました。この作品の志保さんは娘であり私です。これらのドジや突然の行動は、誰にでもある事だと思ってきました。そうでは無かったんだと50代後半で気がつきました。それは私が環境に恵まれたからに他なりません。
凸凹が適切な場、環境に出会えて自分らしく生きられるまでの苦難と、出会えた幸せを描くこの作品、時折身につまされて辛くなりますが、素晴らしい作品です。
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