5.0
絵が硬いけど
絵が硬いけどそれがまた、このマンガのこわいもの見たさをそそる魅力だと思います。ミチちゃんとの会話、わかってるけどこのまま続けさせて、と思うのは、必要な心の修復過程なんでしょうね。
-
0
49245位 ?
絵が硬いけどそれがまた、このマンガのこわいもの見たさをそそる魅力だと思います。ミチちゃんとの会話、わかってるけどこのまま続けさせて、と思うのは、必要な心の修復過程なんでしょうね。
人の成長をシビアな環境を題材にして丁寧に描いていてとても引き込まれます。かなり綿密な取材あっての作品でしょう。家族が医学生だったので、こんな事をしていたのか!と、感動の思いです。ベールに包まれたように殆ど知られていない医学生の解剖実習のくだりは、最後の日のご献体への感謝が圧巻。
コンビニものといえば「コンビニいちばん」が私は好きなんですが、こちらも島さんのキャラクターに癒されて楽しく読めます。コンビニって今やエイドステーション。身近な場での店員さんや店主の知られざるご苦労も興味深いです。
昔から?怪しまれる仕事とされる不動産業。そうか、買主ではなく売主のほうが大切なんだ、彼らは、と、まず納得。普通買主借主になる方が多いですからね。それが極端に、いやもしかしたらその現実が、描かれている作品です。勉強にもなる。
子供の受験、小学校、中学校受験って、誰もがその世界に入り込んで洗脳されてしまう。自分の仕事があるなど他の世界を持ちながら子供の受験に関わるなら何とか平常の価値観を保てるけど、専業主婦だと完全に飲み込まれる。そういう世界を極端なまでに描いている作品です。
NHKでドラマ化されましたね。でも麦巻さんの、いや登場人物すべてのこのまったりした空気は、ドラマでは出てなかったかなぁ。。普通の優しい人たちのお話になってました。
知らなかったことばかり。医者の話より地味だけど(実際もそうなんだろうけど)、それがまた読みやすくて良いです。いろんな仕事があるんですね。薬剤師さんにも。見る目が変わりました。葵ちゃん自分の道を探して頑張ってて、好感が持てます。
銀太郎さんのたおやかさが、さとりちゃんの今どきさと相待って、進むにつれて際立っていきます。どちらか片方ではないところが素敵なものがたりを作っています。
花筏の友禅染の着物の話がとりわけ儚くて美しい!
理屈っぽい社会学の本なんかよりもよっぽどルッキズムの本質を語ってくれています。何やかんや否定しても社会はやはり美人が好き。でもその美人にも美人だと言う外側だけの評価に辛いことばかりおきる。こうやって文章でかいてもめんどくさいけど、絵付きであるマンガの説得力は半端なく刺さります。
三歩さんの優しさ強さに毎回どの話も泣けてくる。山の厳しさと美しさと、またおいでね、と誘う無邪気にも思えるけれど芯の強い三歩さんの言葉。山岳漫画の最高峰ではないでしょうか。遭難を美化せず過酷な現実を伝えている。さりとて山への愛は失わない。名作です。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
わたし、今日から「おひとりさま」