3.0
どちらがラスボス?
執着と言ったらウィルだけど、ラスボス的な存在感が希薄。ルイスは地位的にはボス感はあるけど、執着というよりは今のところまともな距離感。
無料分が残っている現時点では、気持ち悪い方に進んでいる予感が膨らむ。
ただ、おデブ悪女への転生という設定はあんまり活かされていないような感じ。
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22242位 ?
執着と言ったらウィルだけど、ラスボス的な存在感が希薄。ルイスは地位的にはボス感はあるけど、執着というよりは今のところまともな距離感。
無料分が残っている現時点では、気持ち悪い方に進んでいる予感が膨らむ。
ただ、おデブ悪女への転生という設定はあんまり活かされていないような感じ。
ドラマを先に見始めて、その後に初めて読みました。
鹿乃子ちゃんの追い詰められ度は、ドラマの方が強くて、見ていてキツさを感じましたが、こちらは、きっと元々持っている積極性や誠実さが垣間見られて、いつか、心からの安心を信じられるようになるのからなと思わせる人柄ですね。
祝先生の探偵力も際立ちます。
未来はまだ霧の中ですが、折にふれて湧き上がってくる不安な思いが物語を進めていってはいても、いつか払拭されると信じられるような、そんなストーリーです。
人を壊すのは簡単だと思い知る怖いお話。
壊れた人が回復するには、長く困難なものがあるとも思い知る。
読んでいて、ヒロインの落とされた闇がヒロインを捕らえてまとわりついたまま離さないことに慄く。
当初スーパーな家政能力で異世界でも生き抜いているヒロインの物語かなと読み始めたけれど、とんでもなく怖いお話でした。
現在の日本に生きる私たちには、皇后が妊娠を隠して去ったことの心情を決して理解できないだろうと思う。
ずっと愛していた男性との子ども。出生と生存が確認されれば、政敵には命を狙われ、敵ではない方には、願わないあり方で利用されるかもしれず。
第一王子は庶子であっても、第二子となる我が子と政争が起きるかもしれず、負ければ、粛清の対象となるのは、我が夫がしてきたことで明白。。。
そう、考えるでしょう。
守るためには、隠さなければと思うのが、皇后の生きている世界、世相では当然ではと感じる。
子の権利、夫の権利。耳障りが良いこれらは、今の時代の日本の言葉でしかない。
その日本だって、DV夫に隠すしかないと怯える女性はいるでしょう。
怯える人に寄り添っていきたいと思わせてくれる作品ですね。
絵が好みじゃなかったのが私的に残念でしたが、ストーリーは良かったです。
リリアーナもウィルも幸せになる権利があるわけですが、その権利が侵された時間が長かったですね。
その2人を支えて幸せへの道標となるのが、エルサやフレデリック、アルフ、アーサーたちですね。
その中でもエルサは最高です。
大好きなウィルがしょうもないとヘタレと言い切り、リリアーナを傷つける人は阿保擦れと罵倒して、キッパリ、さっぱり。
そして愛情深いし、思慮深い。
エルサが見守っているなら、リリアーナは、そしてウィルはきっと本当の幸福に辿り着くでしょうね。
冒険、と言っても、残忍さや苛酷さ溢れる流血続きの物語かと思った当初のイメージを覆すストーリーです。
アイヌの人々、文化が丁寧に描かれていて、学ぶものが多いです。
アシリパさんの表情が、時折、別人のように変貌するのが楽しいです。杉元さんも可愛い要素を纏い始め、それも楽しいです。
今、3頭のヒグマとの闘いを読んでいますが、まず1頭倒したヒグマを戦いの最中に直ちに解体して、無駄を出さずに「いただく」様子に、闘わなければ、倒さなければ生きられない、食べなければ生きられないと言う、人間や生き物の根本を見ました。
文字の世界ならば「どう見たって貴族」のイメージは読み手が増幅するから、如何様にでもリゼルの清廉さ、高貴さみたいなものは溢れ出すけど、絵がメインの世界では、描き手がリゼルを貴族然として成立させなくてはいけなくて、それはやっぱり限界があるって実感した作品ですね。
リゼルのイメージを度外視すれば、良い漫画だと思います。
原作に沿って丁寧に描かれていて好感度高いです。
ただ、原作を最初に読んだ時に感じた圧倒的なリゼルの能力を、もっと画で表現して欲しかったので、評価はちょっと低めです。
赤ちゃん時代、幼女時代が長くて、いつになったら表紙カバーイラストのような年齢になるのでしょう?
大量無料で100話あたりまで読んだけど、大きな出来事があるわけでもなく、出来事の契機が提示されてもエニシャの知性と、家族の力の大きさ、カヒルの強さで、簡単に乗り越えていくので、ドキドキもワクワクもなく、ただ話数が進んでいくだけです。
絵はキレイだし、エニシャとカヒルが並ぶシーンは眼福。ですが、それ以上のものがいつ得られるのかを辿るのは、断念します。
冷血貴公子様こそポンコツですね。
ポンコツ令嬢と言われ、確かに食べ方やカトラリー扱いなどマナーは幼児じみていますが、火事の中に飛び込み馬を助ける勇気や、歩いて帰る途中で、脱輪の馬車を助けるなど、人格の器は至高ですね。
無料分終盤、はっきりしないポンコツに振り回されているのは、ヒロインの方としか思えない感じですね。
過去に「亭主元気で留守がいい」とのCMコピーがありましたが、まさにそのような状況に突入しかかっているヒロイン。
ヒロインのことを「これでいい」と言った王子と似た者同士ですね。
あとちょっとで無料分が終わるけど、この流れのままなら、離脱しそう。
観劇で、なぜもやもやしたのかをヒロインが突き詰める展開なら2人を応援できそうですが、どうなんでしょう?
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
おデブ悪女に転生したら、なぜかラスボス王子様に執着されています