カダールへの往路は時間が結構かかったのに帰りは隣村くらいの勢いで一瞬やったな
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カダールへの往路は時間が結構かかったのに帰りは隣村くらいの勢いで一瞬やったな
レイヴン妹とケイトの両片想いを密かに推してる身としてはケイト側に多少なりと物申したくなる状況ですな。
このままだときみの惚れたその可愛い女性は現在の商業誌を嗜む貴婦人からいずれ自ら薄い本を製作するような2次創作世界にはまりきった腐婆になるだろうけれどそれでいいのかね?と。
紫髪の娘をはじめとして皇帝側の貴族たちは何でコーネリアに手伝わせる前提でやり取りしとんねん。一番の功労者を見捨てた自分たちをまず恥じろよ。ほんまどいつもこいつも厚かましいな。
ほんと えっ だよ
これだけ怨みつらみ抱えるなら次は助けなきゃいいと思うし奴らがもしまた呼びにでも来たら「ふざけんなバーカ」くらい言うて無視したったらええねん。
もし協力するならまた冷遇されるの覚悟の上でブツクサ言わずにやればいい。
裏切られたら恨むもんなんだから期待なんて最初からしちゃいけないんだって。
うーん中途半端に優しくされたから完全無視してきた他の元仲間たちより憎んじゃったね。可愛さ余って憎さ百倍というか。
この男の態度はたしかにあかんと思うけど他の誰よりも手を差しのべたのに惚れられて期待されてそれがひっくり返って一番憎まれ恨まれるのは何か理不尽な気もするな。
いやもうあのあざとい王女の顔見るだけでストレスしか溜まらんのだけど。あいつ絶対ヒロインの部屋特定してわざわざ見せつけに来とるな。「まあ!あそこはもしやアイリーンさんのお部屋ですか?こちらを見ていらっしゃったわ。殿下にご挨拶なさらないなんて失礼な方ね」とかなんとかカーゴにベタベタベタベタ触りながら言ってそう。
あーなんか自分の勝手な妄想でアホみたいに血圧上げとるから私にもモフモフおくれ。
そこは他人の家だっつの
いやそこ人ん家…
うーんこれはヒヤリとするしかなり気まずい
けど皇太子もずいぶん大人げ無いな…
冒頭からの変態っぷりに「ちょっとどうかしてんなこの男…」って思った瞬間「たしかに私はどうかしている」って本人のモノローグが入ってその絶妙なタイミングに吹いた。
追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました
052話
第26話 1