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話はよくあるけど人物像がよい
お話自体はあるあるなヨーロッパ系だと思うのですが、吃音がある主人公の性格の中に、良いところばかりでなく悪い面もあったり、いろいろ考え過ぎて失敗があったりと、人間味が上手にえがかれているところが好きです♡
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42470位 ?
お話自体はあるあるなヨーロッパ系だと思うのですが、吃音がある主人公の性格の中に、良いところばかりでなく悪い面もあったり、いろいろ考え過ぎて失敗があったりと、人間味が上手にえがかれているところが好きです♡
最初のうちは、主人公の先生に頼りなさというか、優しさからくる隙を感じていましたが、だんだん強い意志を感じられるようになってきて、安心して読めるようになった。
10話目で、義母(旦那と違って心底良い人なのかな?)から真実を聞かされ、旦那さんの大嘘がわかったシーン… いやこんな大嘘を平気でつくトンデモ男っているのか?って思ってしまいました。ですが現実にはいるんでしょうね。
世間知らずの私のような人が読むと勉強になるマンガです。
大変な境遇にあっても前向きで、人との関係性を大切にする主人公がよい目をみる。というあるあるなお話ですが、途中、無心に掃除を頑張ったり料理を頑張ったりする姿に励まされます。
やっぱり掃除や料理など、基本的なところを頑張れるのって大事だなと思って読んでいます。
お話のメインキャストである医師の、少年少女たちへの接し方や距離感が興味深いです。
実際のお話をマンガ化しているからかな。
仕事だからだろうけど、少年少女たちに感情移入も特になく、距離感も一定を保っていて。
自分はカウンセラー的な職種でさまざまな人(怪しい言動の人、アスペルガーや躁鬱の人を含む)と接するのですが、この医師の対応のしかたが参考になります。
絵はとてもきれい…とまでいかなく、お話もそこまですごい!とは思えない、どちらかといえば定番中の定番な物語なのですが、しぐさや小さな展開など、日常の細かい表現が丁寧にえがかれているのが好感度高いです♡
表紙の絵が怖いし、助けを必要とする人にだけ看板が見えるとかサイコホラー的な要素や、精神的虐待の話もあるとか、少し苦手な雰囲気がありましたが、勇気を出して読んでみたら、よい話が多くて学ぶことも多いです。
死とはほど遠い生活をしているから、この話は毎回怖いし読む前に躊躇してしまいます。
なのに、思い切って読むと
結局感動したりほっこりできたり、あと、死や人生に対して学ぶことがあったり。
年配の方が読むとバイブルになりそうなかんじ。
誰と暮らすにしても、人と暮らすならこの2人のような関係性が理想だなーーと思ってしまう。
知人から始まり、友人のような親子のような…けどやっぱり程よい距離もありつつの親戚関係。
しかし、平凡な日常の中で、お互いの短所や欠落部分をお互いが補完していき、ただの親戚以上の愛情や思い遣りの気持ちがだんだん強くなっていくかんじなのかな。
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今の世の中、血が繋がらない子供を男性がひどく扱うニュースばかりが目立って、嫌な思いをする事が多いけど、このまんがのようにひたすら真摯に向き合い関係性を築いていく〈家族〉もきっといるはず!
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オークの樹の下