4.0
自分が生まれる前の時代設定ですが、古臭さを感じることもなくすんなり読めました。都会から来たエリートの薫君が、線は細いけど、けっこう行動的だし、大事な時はビシッと決めるし、男前です。
ケンカっぱやい不良少年の千太郎は、実は繊細だし、気持ちの温かい良いやつ。
そんな2人の一生もんの友情を描いた作品。友情っていいな。こんな青春を過ごせたらいいな。と羨ましくなりました。とは言え、シリアス展開が多くて、途中なんども辛くなりましたが、ラストは大団円を迎えられて良かったです。
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坂道のアポロン