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ジル様、投石マシーンの図
‥‥石も弾丸並みの威力かな?
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82位 ?
ジル様、投石マシーンの図
‥‥石も弾丸並みの威力かな?
食事も召し上がっていない却下だ領主様に、食べるまでしつこくクッキーを勧めるインサイ爺さま。
口は悪いけれど優しいんだね。
リゼルのパーティはCランク。
インサイに「もったいない使い方させよる」と言われ
同時にジルの方を見るリゼルとイレヴン。
うん、実力はSランク。
でも君達も、頭脳は帝国の宰相と伝達能力最強。
巴衛が貝に隠れちゃうところ、
聞こうとして隙間をそおーっと開けるところが可愛い!
「本当に守るという事は守り抜くこと。
だから、強くなりなさい。」
少年が妹のために生命を捨てる事を賞賛せずに
生きていくための道を示す深い言葉だと思った。
少年の心にリゼルが動いたんかねぇ。
リゼルの「ジル」だけで何して欲しいか分かるんだねぇ。
それにしてもニィサン片手でっ!!
亀姫の考え方が素晴らしい!
良い出会いだったね。
してくれない事を嘆くより
してあげたい事をしてあげようね!⭐︎
時計を選ぶ二人は女子
外で待つ一人はオヤジ
そう言えば最初に言ってたね、休暇で来たみたいに。
「休暇が早く終わって欲しい人っていますか?」
霧が晴れたように憂いが消えたジル様、
口元がかすかに笑っているようだ。
イレヴンは昨日の腕相撲大会は、実は次の交渉を有利に持ち込むためのカードだった事を知る。
「さっすが、リーダーァ!」
巴衛、自力で出れちゃったよ‥‥。
奈々生と瑞稀に 何しに来たんだ⁉︎ ‥的な事言いそう。
カヒルとの再会を多少なりとも期待していたのですが、これはまだダメですね。
4年前、エニシャに何も告げずに姿を消したカヒル。
その前にロドゴに呼び出されていたからアカデミー行きはそこからの勧めかと思うけど、あまりに急で悲しい別れでしたよね。
ここからは私ひとりで勝手に考えていた仮説ですが、
ロドゴは父としてエニシャの将来の事も真面目に考え、ヒペリオンの皇太子はヘラードに決まったのでエニシャには身分のそこそこ釣り合う王家の皇太子妃か王妃として嫁に出す覚悟を決めたのではないかと。
が、あの求婚されたハクマンのところへはやりたくないし本人も嫌がっているしで、エニシャ自身の幸せのためにどうしたら良いか考えたのだろう。
ロドゴの目にはカヒルが誰よりもエニシャのために動き、考え、忠実で信頼出来る青年に見えた。
ただ、幼年期から人質としてヒペリオンに送られた彼では身分が釣り合わない。そこで、彼をザドカル公国の王に立てる算段を考える。
ザドカル公国には実質覇権を握る夫人とその息子と娘が居る。いくらロドゴでも他所の国の太子の事まで口出しする訳にはいかず、それには何よりカヒル自身の強い気持ちと実力が圧倒的に備わらないと実現しない。
だからあの日、ロドゴはカヒルを呼び出して聞いたのだろう。何のためにお前を王にしたいのか、そのためにしなければならない事は何なのか、生半可な気持ちでは到底成し得ない事、それをする気構えがお前にあるのか。
そしてカヒルは覚悟を決めて「はい。」と答えた。
目的を達成するまでエニシャに会わないと決め、自分を追い込み、がむしゃらに頑張って来たのではないか‥‥‥。
私はそう、勝手に解釈するのです。
幸せを掴むための試練の時。
そう思って頑張って、耐えて欲しいです。
穏やか貴族の休暇のすすめ。
077話
第34話(2)