最近の高校生の青春漫画では登場人物の内面描写がとても洗練されていることに感動しています。
この作品も二人の周りの友達の人物描写が丁寧で、本当に実在の人物のように思えてしまいます。
しかも、それぞれなりに考えていることが省略なしで描き込まれていて、泣けるところが何か所もあって、人前では読めない系の作品ですね。
相手のことも考えているのに、自分のことも忙しくて、気遣っているのに届かないのは昔も今も変わらないんですね~。当時を思い出すと羨ましいストーリーで少し腹を立てながら、でも懐かしくもあって読み進めてしまいました。
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薫る花は凛と咲く
105話
第85話 中学の同級生(2)