マンガ本編じゃなくてコメントに、ですが。
意外に「妻の態度がわからない」人が多い。
①妻が嫌がるのはケンカ。だから正面切ってぶつからずに無視する。
②次に嫌なのが母親扱い。「ママ」呼びって昭和じゃないんだから。もちろんスプーンは「自分で持ってこい!」でしょ。
③それから、弁当や食事の支度は最低限の義務。給料を持ってきてくれる夫は最低限の義務は果たしているから。
①に関しては、ケンカ→暴力につながるのは怖いし痛いからイヤです。
とはいえ「お願い」の形で伝えてはいるのだろうが、「お願い」は「拒否可能」なアプローチだからね。
拒否されたくなかったらもう少し強めの表現(=怒るんじゃなくて)、たとえば「これは、ぜひこのようにして欲しいんだけど」「その理由はね」も言わなければダンナの心に「納得」が落ちてこない。
ダンナも納得しないなら言葉だけでその場を取り繕おうとしないで「それはいやだ」って言えばいいのに言わないでお願いを無視するのは、される側からしたら「お願いを踏みにじられている」に感じるよね。それがわからないンだから無視されるのは仕方ない。
②「ママ」呼びは第一子が言葉を覚えるときに「あ、ワンワンだね」「ブーブー来たね」などの一環として「ママ」と呼ぶ相手だよ、と教えるまでの便宜的呼称であって、それ以後は新婚時代にもどすほうがいいでしょ。第二子以降は兄姉にならって「ママ」と呼ぶようになる。
③稼ぎ手って必要以上にいばるけれど、それは最低限の義務であって、もし宝くじが当たったら消えてしまう貢献度だからね。当たりの宝くじ3枚(前後賞)以下の価値しかないんだからね。
それ以上の「あなたしかいない」という価値を作り出せなければ「あなたである」必要がなくなる。
その程度ではあっても生活費なのだから、それに見合う家事は返報として同じ「最低限の義務」を返しているに過ぎない。
愛情ではない。借りをつくらないための返報。
まだ、養育費が取れるほどの離婚理由にならないから妻は自分からは離婚を言い出さないけれど、③で書いたようにもう金でしかつながっていないね。
夫からしたら「食事の準備以外に心の癒しも欲しい」だろうけれど、それなら妻の「給料(家計)以外の心の癒しを提供」しないと。
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妻が口をきいてくれません
002話
3.妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた 1ヶ月目/4.妻が口をきいてくれなくても 2ヶ月目