マノアの滝さんの投稿一覧

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21 - 24件目/全24件
  1. 評価:4.000 4.0

    悪役を憎みきれない

    最初はテンポ良く物語が進み、ヒロインの復讐を願っていたけど、ヒロインとサウーベルカ皇帝との関係が構築されてくると、進み方がゆっくりになり、時折平和な日常のシーンが穏やかに流れることがある。

    それはそれで楽しいシーンではあるけど(お祭りやお茶会など)、復讐や裏切りが流れているときには出来るだけ緊迫感とともに走り続けて欲しい気がしました。
    そういうとっておきの甘々な場面は本編終了後の外伝などでとっておいてくれれば、本編が終了して気が抜けて寂しくなっている読者への素敵なプレゼントになると思われるので♡

    ユアレバンナの元国王…アメリアの兄は、なんだか憎み切れないというか、人間味があって、気の毒に感じてしまうところが、きっと作者さまの人の良さの表れなんだろうと思いました。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    ☆4にはしましたが…

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    面白さについては、☆5でも良かったかも知れません。
    最初、なかなか入り込めず、ちょっとだけ違和感のようなものがあったのですが、変わった趣味のオフィーリアにも、なんでも出来るが故に共感力のないアドニスにも慣れていき、物語が進むうちにお互いが惹かれていくのと同時にマノアも二人に魅力を感じていきました。

    結婚式までこぎつける辺りまで進みましたが、また何か問題を起こしそうなオフィーリアに不安はあります。
    それでも、何より、ご両親がオフィーリアを大好きなのがすごく良いし、あの家族はきっと幸せになるんだろうという良い雰囲気を醸し出しています。

    いつも読後感が良くて、ほんわかして、好きな作品です。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    大公カイロスに対する嫌悪感…

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    無料分まで読みました。
    これは、最初から52話まで常にカイロスに対する嫌悪感がありました。
    たとえて言うなら、気持ちが悪い虫を見ている気分。
    マノアは理解不能なものに対して激しい嫌悪を抱きます。
    例えば、某国家主席(生き方・考え方、やっていること。何もかも理解不能)
    例えば、ゲジゲジ(何故、そんなにたくさんの足が必要なのか理解出来ない)
    例えば、ハングル文字(とても文字とは思えない奇妙な記号。気持ち悪い)
    例えば、UFO(存在自体が理解不能。昔、宇宙人に拉致されて実験されたとかいうテレビ番組がトラウマの可能性も)
    という感じで、マノアが理解出来ない存在には吐き気を催します。

    カイロスへの嫌悪感は、クロエに対する態度から始まり、彼女の子どもを殺したところでシャッターが完全に下りました。
    許さん。
    だから、クロエにとことん拒絶され、絶望する様子は当然の結果としか感じられなかった。

    クロエが大公邸を出た時点で、実は興味を失い、その後の展開は実はあまり気になりません。

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  4. 評価:4.000 4.0

    なかなか読み応えありました!

    最初はするすると物語が進み、ヒロインを応援したい気持ちMaxでしたが、途中、ちょっと物語としての流れ方が停滞し、この間にもっと刺激的な展開があっても良いかも知れないなぁ、という箇所もありましたが。

    全体の流れは丁寧に描かれていて、義妹の狡猾さも残忍さも充分ありました。

    当初はこいつ使えん! と見放したくなったジルが次第に人間らしい感情を示し、エラに愛情を抱き始めてから、少し物語は生き生きとし始め、停滞もあったけど、なんとか流れ切った感じでした。

    テーマとしては決まっているのでこの展開・流れは相応だったのですが、もうちょっと冒険があっても更に良かったかも知れないな、と思います。

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