マノアの滝さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全61件
  1. 評価:5.000 5.0

    80話まで

     ジェイナがなかなか良いキャラで、物語が進む度に復讐の手口の鮮やかさにドキドキします。
     アンジェラや侍女だったロナにも、ジェイナを憎み貶める理由があったのだろうという予測はついてくるが、それはまだここまででは明かされず匂わす程度。
     操れていると自信満々だったアンジェラが、思い通りにいかないことに歯噛みする姿は正直小気味いいのだが、気の毒だと思えないほど、アンジェラの闇は深くて不快。
     前世では出会わなかった少年との交流は、今後どのような展開に至るのか。
     丁寧に描かれているし、回帰ものとしては、だいぶレベルが高いと思いました。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    シスコン

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    シスコン物語かと思ったら、意外にもスケールが大きく、胎児の頃の約束を履行しようとする皇帝と、妹の生まれ変わりであるルダンとの軋轢に悩ましい日々が始まり。

    悪魔との闘いあり、結界形成あり。

    仁美として生きて死んだ教皇シャルルは、瑞樹として姉に心臓を提供して死んでしまった妹の真実を知って、妹に会いたいと切望した。そして、今度こそ、彼女を守ろうと。
    転生した妹は弟となっていたが、仁美としての愛は変わらなかった。
    そして、胎児の頃からの婚約者である皇帝が教皇シャルルを偏愛する。

    前世での妹の真実や、仁美として生きた時間にまだまだ何かありそうなのだが、こうご期待!
    というところで無料分は終わってしまった。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    13話まで

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    アレクサンドラの24時間は清々しいほど。
    裏切るはずのメイドを先に買収し、裏切る予定の使用人を追い出し、断罪イベントに向けて根回しを確実に進めていく。
    その策士たるや、男顏負け。
    対して、アルフォンソ皇太子は、なんだか女々しい。
    お互いが前世を持っているらしいヒロインと悪役令嬢の闘い。恒例の断罪イベントに向けて周囲のすべての人々を巻き込んでいく。
    だけど、ここまでで未だ明かされていない手紙の送り主。
    この清々しい悪役令嬢の闘いっぷりは最後まで読み進めたい。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    無料分まで

    ヒルアの最初の設定はだいぶ悲惨で、確かにちょっと読むのがつらくなるほどでした。
    母親の一挙手一投足、言葉一つに怯えて、自分がすべて悪いと思い込んでいる子どもの心理は、現代社会の虐待を受けている子ども達のそれで、心が痛くなりました。
    だから、母親が入れ替わって優しくなった姿に最初は疑いを抱き、しばらく慣れなかったヒルアが次第に笑顔を取り戻し、愛される喜びを知っていく過程は胸が温まりました。
    そして、ヒルアのゴッドファーザーとなる男性を訪ね、いずれ彼に息子を託す支度を始めたヒロイン。
    そこには嬉しい誤算が生じていく。
    なかなか素敵な展開でした。
    今後、いつわりだった夫婦の関係など楽しみな作品です。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    どんどん引き込まれていく

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    ルシアの淡々とした王女らしからぬ性格がそもそも好きだったけど、夢で見た最悪の未来を回避すべく、模索し、行動し、タラン公爵へアプローチする辺りが実は一番好きだった。
    結婚後の公爵との様々なすれ違いや葛藤、そして、息子の登場、お茶会の事件など、目が離せない展開にもちょっとドキドキハラハラ。
    最初の死亡フラグへのアプローチの後も、事件がしっかり組み込まれている点が魅力。
    今後どう流れて終結へ向かうのか気になる!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ちょっと異色で♪

    人生を交換という形で始まった牢獄生活。
    無実の罪で投獄されたアマリリスの悲しい半生を知ったが、交換される前の生活に疲れていたヒロインは、三食昼寝付きの牢獄生活を楽しむ。
    それまでの人生で過ごした時間がアマリリスとしての人生にどんどん良い変化をもたらし、周囲を巻き込んで運命を変えていく。
    なんだか、ほのぼの清々しい軽やかな展開で、好感度高い作品です。

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  7. 評価:5.000 5.0

    意外な人物たち

    皇帝とリリアンのコミカルな恋愛が楽しい。
    こんな風に進むとは最初は予想していなかったので、人物像が意外な方向に進んで飽きさせません。
    無料分までですが、ほんとうに毎回どう展開していくのか楽しみでした。
    正規のヒロインが登場し、二人の関係性にどんな影響があるのか、或いは皇帝の一途さは変わらないのか。
    ヤキモチを焼く皇帝の姿が可愛かった。
    これで暴君だなんて、という感じです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    7話まで

    テンポ良く進み、最初からドキドキしました。
    これは、切ないです。
    失ってから気づく愛。だけど、相手はもう別の道を歩もうとしている。
    執着を断ち切るまで苦しんだ分、相手からの今更の執着は耐え難いもの。
    この場合、受け入れるか相手が諦めるか、或いは―というパターンがあるかと思いますが、続きがとても楽しみになる良い感じの展開です。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    戦争という狂気

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    人間兵器として子ども達を育てるという設定は時々あって虫唾が走りますが、恐らくそういう状態でなくても、戦争で心を病む普通の人たちが今も尚たくさん存在するという事実に心が痛む。

    ここでは、むしろヒトの心を教えられなかったから罪の意識や悲惨な状況に対して心が壊れなかったように描かれているので、その点だけは良かった。

    最初の設定がそもそもヒ人道的過ぎるので、現実では起こり得ないであろうが、戦争に寄って歪んだものを、献身という愛が救っていくというこの流れは、読んでいて救われる。
    救う側の必死さが笑える場面もあり、なかなか楽しく読み進められる。
    皇族が訪ねてきて好意的に見守ってくれたりというちょっと不思議な場面もあるが、狂犬を世話している司祭さまが、彼に対してどのように気持ちが変化していくのか、そして、とにかく絵が綺麗で、楽しみな作品。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    メーディア様大好き!

    最初から一貫してメーディア様推し、メーディア様命です。
    だけど、いつものパターンと違ったのはプシュケーも好きになったこと。
    そして、皇太子が諸悪の根源である分かった。

    横暴な父親。
    奪われた乳母。
    皇太子妃の座を追われた公女さまは、どこへ向かうのか。

    続きがめちゃくちゃ気になります。

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