5.0
58話まで
設定、背景、展開。
好みの問題もあるだろうが、ありきたりでなくて最高に面白い。
最初のドルーア目線では、ノクターンは悪役でヤバイやつだったし、ドルーアの好意に対して何故そんな仕打ちを…と無言になってしまうくらい酷い態度だった。プレゼントを投げ捨てたりせっかく淹れてあげたお茶を使用人に飲ませたり。
しかし、ノクターンの語りに移った途端、彼の真意と背景のすさまじさ、孤独、死への恐怖、そして唯一の希望がドルーアの存在だったことが明らかになり、「勘違いだった」原因が、ノクターンの実の母親によるイムぺるペクチオという薬品のせいだったと判明する。
誤解を解き、ノクターンがドルーアの心を揺り動かすことが出来るのか。
実はお互いに特別な感情を抱いていたことを伝え合えるのか。
切ないし、ハラハラするし、アーロンとアリスの和解が成るのかどうかも含めて楽しみな作品です。
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2
全ては勘違いだった