4.0
年の差
最初は年の差をお互い気にしていた二人。
だけど、好きな気持ちに年齢は関係ないのかも…
大人だったり、女性だったり、揺れるヒロインの姿も、血痕は未だ考えられないと言っていた年下の恋人が、いつか積極的に将来を考え始めていたり。
爽やかで、だけどきゅんときて、良い物語です。
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20178位 ?
最初は年の差をお互い気にしていた二人。
だけど、好きな気持ちに年齢は関係ないのかも…
大人だったり、女性だったり、揺れるヒロインの姿も、血痕は未だ考えられないと言っていた年下の恋人が、いつか積極的に将来を考え始めていたり。
爽やかで、だけどきゅんときて、良い物語です。
そもそも、アンデルセンの人魚姫もあまり不遇。
悪女になって復讐してくれて良いよ、と思っちゃう。
愛した王子様のお姫様が悪女だった。
命を削られ、人魚の血や涙を悪用され、一族まで危険にさらすかも知れないという危機に至る。
アンメッタは過去へ戻る海流に乗って運命を変えようと奮闘する。
3人の王子の誰かを国王にして、その王妃となるために。
心が通じ合うと必ず彼は死んでしまう。
そんな壮絶な過去世を幾度も繰り返し、今回は決して相手を愛さないと決めた。
社交界にも顔を出さず、相手の目に留まらないよう…
それなのに、何故、縁談が?
婚約破棄を目論んで芝居をしかけるが、結局は知られてしまう。
私を決して愛してはいけない。
悲しい覚悟をしたとき、現れた闇は…??
薬剤師さんと婚約者のいる医師との恋。
強引に婚約者として割り込んできたけど、婚約者の子も、ものすごく嫌悪を感じるような女性ではなくて。
皆、いろいろなことを頑張って、いろいろなことを受け入れて生きている。
製薬会社の担当者さんと付き合い始めた薬剤師さんが、二人の男性の間で揺れて、現在の彼氏さんを選んで、静かに充実した日常を得る。
だけど、試薬会社の彼氏さんの元カノが…
いろいろなことは怒るけど、やはり、ドタバタしてなくて、静かで、なんとなく読み心地が良い作品です。
物語が流れ出すまでにちょっと時間が掛かり、流れ出したところで無料分は終了してしまったので、今後はどんどん二人の関係性は深まったり、トラブルに巻き込まれたりするのだろうか、とちょっと読めない部分が残念です。
前半部分はもう少しエピソードに深みと事件性を盛り込んで短く展開し、核心部分をもっと掘り下げればわくわくして読み進められるように思います。
絵は綺麗だし、設定も良いので、読者をもっとぐいぐい引っ張っていただければもっと楽しめそうです。
まだまだ謎が多く、両想いのくせに未だすれ違っている二人ですが、そんなことも些末なこと…みたいな展開にわくわくする世界です。
時々、現代社会の遺物が登場し、タブレットが出てきたり、なんだか賑やかなイメージです。
緊迫したり、その割には結局ほのぼのしたりと目まぐるしい世界観に笑ってしまいます。
このまま、良い感じで突き進んで、幸せなゴールを目指してくれれば良いな、と思わせてくれます。
最初から最後まで、カリックスはヒロイン、ルールだけを愛していて、そこがものすごい好きな部分でした。
結局、娘を産むことが彼女にとっての役割だった…というラストでしたが、バッドエンドを避けるために逃げ続け、だけど運命を受け入れることに決めてカリックスと共に歩み…
ストーリィの流れは順当で、良かったと思います。
絵が綺麗で、特に目が印象的でした。
医療系の読み物として、戦場へ赴いたときはだいぶドキドキしました。
そして、ラブストーリィとしての要素も根底にずっと流れていて、それはそれで良いスパイスで。
医師として、女性として、華麗に生きるヒロインにとても好感を抱いてます。
無料分までしか読んでいませんが、恋愛の方がどのような展開に至るのか、非常に興味あります。
最初はテンポ良く物語が進み、ヒロインの復讐を願っていたけど、ヒロインとサウーベルカ皇帝との関係が構築されてくると、進み方がゆっくりになり、時折平和な日常のシーンが穏やかに流れることがある。
それはそれで楽しいシーンではあるけど(お祭りやお茶会など)、復讐や裏切りが流れているときには出来るだけ緊迫感とともに走り続けて欲しい気がしました。
そういうとっておきの甘々な場面は本編終了後の外伝などでとっておいてくれれば、本編が終了して気が抜けて寂しくなっている読者への素敵なプレゼントになると思われるので♡
ユアレバンナの元国王…アメリアの兄は、なんだか憎み切れないというか、人間味があって、気の毒に感じてしまうところが、きっと作者さまの人の良さの表れなんだろうと思いました。
面白さについては、☆5でも良かったかも知れません。
最初、なかなか入り込めず、ちょっとだけ違和感のようなものがあったのですが、変わった趣味のオフィーリアにも、なんでも出来るが故に共感力のないアドニスにも慣れていき、物語が進むうちにお互いが惹かれていくのと同時にマノアも二人に魅力を感じていきました。
結婚式までこぎつける辺りまで進みましたが、また何か問題を起こしそうなオフィーリアに不安はあります。
それでも、何より、ご両親がオフィーリアを大好きなのがすごく良いし、あの家族はきっと幸せになるんだろうという良い雰囲気を醸し出しています。
いつも読後感が良くて、ほんわかして、好きな作品です。
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