4.0
作品に対する賛否両論
フィクションなので私はのんちゃんがのんちゃんらしく成長したらいいなとシンプルに思いました。ただ不妊治療やダウン症児童の問題はきれいごとだけでは済まされない深刻さをもっているので、感情移入してしまう読者が多くいるのも事実です。
この作品を通して共感と反感の曖昧さを考えてみました。両者は対立する感情ですが、共に曖昧な主観的発想から生まれる感情ではないでしょうか?もう一つ、私達が普段何気なく言う、「普通、常識、人並み」の曖昧さに気づきました。これらも確固たる定義もないまま、その殆どが個人の主観でしかないのです。
だから共感して称えることも反感を感じて批判することも冷静に客観的尺度をもってすべきだと痛感しました。
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のんちゃんの手のひら